THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

細胞、生命体からの贈り物

2012-10-11 18:22:33 | セッション記録
子供の家庭教師の先生がこんなことを言っていたのを思い出す

「テストで100点をとるためには、何が分からないのか?
どこを間違えるのかが分からなければ
いつまでもいい点はとれない。
子供達がしたいのは、分からないことはしたくない。
わかる問題だけを解いていたいんです。」

この言葉に出会った私は衝撃的だった
人間の心理、真理を言い当てていた

自動的に行われる脳の処理能力の回路を変更するには
自分の中にどんな回路があり、どんな方法で処理をするようになっているかを
見つけねばならない

そしてこの家庭教師の先生の言葉の最後に注意をしてもらいたい

「分からないことを子供達はなぜしたくないのか?
なぜ分かる問題だけを解いていたいのか?」

この2行には人生での大きなキーとなる答えが隠されている

これこそが変化を妨げている問題なのだ

子供達は純粋な気持ちでただ褒められたい思いで、「見て見て・・・」と
言うのだそうだ
「問題が解けないのは、どこがわからないのかが
分からないからだ」と、単純な理由だという

これは人間の心理学にも当てはまる

私達には自分を見る時に見たくない領域ができる

自分は最悪な人間だという自己否定が入ることを脳は許さない
自己消去や自己消滅という思考を回避するように設定されているからだ

大きな傷を受けると人間は生き延びれるように自動的に回避や健忘という道をとる
これは人間の肉体の細胞の生命体、意識体が人間に授けた贈り物と言える


kelp1966

自己認識、脳の回路を見つけるのが難しいのはそのためだ

安全なフィールド、安定を好むのは人間の基本的生存心理なのだ

安定は変容を好まない

癖や、やり方を変化させるには、
安全にセッティングされた脳の驚異的な機能をどのように超えていくかが重要である
それにはコツがある

安全装置が働く領域を知り、装置のレバーが下りる前に仕掛ければ
安定と変化のバランスをとり、癖を超えて自由に解き放つことができる


次回は安全機能の超え方とは?・・・

明日から東京です

久々の秋の街並みが目に浮かぶようです