ようやく長い内側の旅を終え、静かな時間が訪れていた
10年ぶりに金沢へ来た妹と
山中温泉へ・・・
その日はもう吹雪で、飛行機は小松空港上空を旋回して、突風が止むのを待っていた
16時15分着のANAだったが、なかなか下りれずに約1時間・・・
アナウンスはこのまま風が止まなかったら引き返すと言っていた
その日の朝、妹は飛行機は揺れるか?とか・・・落ちないか?とか
大丈夫かな?とか言って心配で電話をしてきていた
一つだけ分かっているのは、飛行機は落ちないということと、今死ぬことはないということを告げ
電話を切った
彼女にとっては今回来るまでの間、様々な挑戦があった
2月にオープンするお店のことや、家族のしがらみ
肉体的な不調をどう乗り越えたかを何度も聞いた
10年前、彼女が金沢へ来たのは離婚をするかどうか
本当に苦しい時だった
数ヵ月後彼女は決意し、家に戻った
そして長い道のりを何度も乗り越えてきた
今回のこの旅は彼女にとって一つの区切りなのだ
子供達をスペインに送り出し、家庭をしっかり守ってきた
しかも家業を手伝いながら、学校の役員をこなし
今、新しい自己への挑戦が始まろうとしている
飛行機を待つ間、妹との思い出が浮かんでは消えていった
私は隅の方に座って瞑想をしていた
彼女のハートと繋がっていた
長い間の何千年もの間の絆を繋げた気がした
そのとたんにアナウンスが入った
「只今到着しました」
周りから拍手が・・・・
なんだか私は泣きそうになっていた
彼女の姿を見たとたんに泣きそうになっている涙をこらえ
温泉へと向かった
久しぶりの二人きり
露天風呂に入り、今までのこと
これからのことを話し合った
あっという間の2日間だった
何か大きなものが終了した
そんな気がしていた
次の日彼女からメールが・・・・
以下は彼女のメールだ
「大変大変お世話になりました
短い時間だったけど
とても充実
遊ぶってことも あそこまで極めたら大満足よ
私達ならではの ハードなスケジュール(笑)
まだまだ 若い子たちのパワーには負けてなくてよね~
あんな濃密に時間を使うことを一緒にやってくれるパワーある人間はそういない
濃密なのに まったりできて ホントに感謝感謝でした
ホントに心が解放されたみたいで
飛行機は窓際を取り
飛び立つとき 外を眺めて ともちゃんを始め ヨウタ ミキ ネネ のたくさんのキモチをいっぱい貰えたことに
心から感謝でいっぱいになって感動しちゃって 涙が勝手に溢れて止まらなかったよ
飛行機から 街灯がみえて それを見つめて
サヨナラを言って家路に・・・・
一時間のフライトがようやく終わりを告げ始めた瞬間
ヨシ[力こぶ]自分にトコトン挑戦してやるーって新たに決意して
着陸体制に入ったから 外を眺めたら
なんてことなのーっ
あの街灯がまだ見えるではないか
オーマイゴット
あんな感動し サヨナラしたのに
まだあるなんてあり得ない
よーく目をこらして見たら キャーなんてことなのーっ
自分の乗ってる飛行機のツバサの先端についてるらしきランプだったのーっ
あんなに感動したのに
感動した光りは 到着しても見えて そんな自分に情けなくてゲンナリ
あんなに感動したのに なんてことーっ→知らないほうが幸せで ロマンチックだったのに
結局…私のロマンは一時間だけの期間限定で
最後の最後にロマンのカケラもぶっ飛んだのだった
人生は こんな冗談みたいなホントの中にあるらしい
あー私のあの感動が台無し
そんなわけで 到着の瞬間は あまりの自分の情けなさに気付かないという ビックリするような経験をしました
あんなに怖かったはずなのに 余りのショックで 振動など感じてる場合ではなかったらしい
ホントにホントに どうもありがとう」
なんとも言えない深遠なる静けさの中に私はいた
今年は癸の巳の年
何千年ものサイクルが回転し生まれ変わることを意味する
巳は赤ちゃんを意味するので、今年はターニングポイントになる
それぞれがターニングポイントを迎え、自分に戻っていくのだろうと
思っている
何にもなる必要はない
自分になるんだ
ただありのまま自分のまま・・・
10年ぶりに金沢へ来た妹と
山中温泉へ・・・
その日はもう吹雪で、飛行機は小松空港上空を旋回して、突風が止むのを待っていた
16時15分着のANAだったが、なかなか下りれずに約1時間・・・
アナウンスはこのまま風が止まなかったら引き返すと言っていた
その日の朝、妹は飛行機は揺れるか?とか・・・落ちないか?とか
大丈夫かな?とか言って心配で電話をしてきていた
一つだけ分かっているのは、飛行機は落ちないということと、今死ぬことはないということを告げ
電話を切った
彼女にとっては今回来るまでの間、様々な挑戦があった
2月にオープンするお店のことや、家族のしがらみ
肉体的な不調をどう乗り越えたかを何度も聞いた
10年前、彼女が金沢へ来たのは離婚をするかどうか
本当に苦しい時だった
数ヵ月後彼女は決意し、家に戻った
そして長い道のりを何度も乗り越えてきた
今回のこの旅は彼女にとって一つの区切りなのだ
子供達をスペインに送り出し、家庭をしっかり守ってきた
しかも家業を手伝いながら、学校の役員をこなし
今、新しい自己への挑戦が始まろうとしている
飛行機を待つ間、妹との思い出が浮かんでは消えていった
私は隅の方に座って瞑想をしていた
彼女のハートと繋がっていた
長い間の何千年もの間の絆を繋げた気がした
そのとたんにアナウンスが入った
「只今到着しました」
周りから拍手が・・・・
なんだか私は泣きそうになっていた
彼女の姿を見たとたんに泣きそうになっている涙をこらえ
温泉へと向かった
久しぶりの二人きり
露天風呂に入り、今までのこと
これからのことを話し合った
あっという間の2日間だった
何か大きなものが終了した
そんな気がしていた
次の日彼女からメールが・・・・
以下は彼女のメールだ
「大変大変お世話になりました
短い時間だったけど
とても充実
遊ぶってことも あそこまで極めたら大満足よ
私達ならではの ハードなスケジュール(笑)
まだまだ 若い子たちのパワーには負けてなくてよね~
あんな濃密に時間を使うことを一緒にやってくれるパワーある人間はそういない
濃密なのに まったりできて ホントに感謝感謝でした
ホントに心が解放されたみたいで
飛行機は窓際を取り
飛び立つとき 外を眺めて ともちゃんを始め ヨウタ ミキ ネネ のたくさんのキモチをいっぱい貰えたことに
心から感謝でいっぱいになって感動しちゃって 涙が勝手に溢れて止まらなかったよ
飛行機から 街灯がみえて それを見つめて
サヨナラを言って家路に・・・・
一時間のフライトがようやく終わりを告げ始めた瞬間
ヨシ[力こぶ]自分にトコトン挑戦してやるーって新たに決意して
着陸体制に入ったから 外を眺めたら
なんてことなのーっ
あの街灯がまだ見えるではないか
オーマイゴット
あんな感動し サヨナラしたのに
まだあるなんてあり得ない
よーく目をこらして見たら キャーなんてことなのーっ
自分の乗ってる飛行機のツバサの先端についてるらしきランプだったのーっ
あんなに感動したのに
感動した光りは 到着しても見えて そんな自分に情けなくてゲンナリ
あんなに感動したのに なんてことーっ→知らないほうが幸せで ロマンチックだったのに
結局…私のロマンは一時間だけの期間限定で
最後の最後にロマンのカケラもぶっ飛んだのだった
人生は こんな冗談みたいなホントの中にあるらしい
あー私のあの感動が台無し
そんなわけで 到着の瞬間は あまりの自分の情けなさに気付かないという ビックリするような経験をしました
あんなに怖かったはずなのに 余りのショックで 振動など感じてる場合ではなかったらしい
ホントにホントに どうもありがとう」
なんとも言えない深遠なる静けさの中に私はいた
今年は癸の巳の年
何千年ものサイクルが回転し生まれ変わることを意味する
巳は赤ちゃんを意味するので、今年はターニングポイントになる
それぞれがターニングポイントを迎え、自分に戻っていくのだろうと
思っている
何にもなる必要はない
自分になるんだ
ただありのまま自分のまま・・・