THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

心理的癒着 叶わぬ思いを解放したい

2017-09-09 22:32:42 | スピリチュアル

長い間、1人ひとりのクライアントと真剣に関わっていく中で、

どうしても避けられない出来事がある


クライアントが甘えられないで我慢したり、

感情を抑圧している場合

セッションが進むにつれて、境界線を超えて、

セラピストに強い感情を持つことがある


また、その反対に、セラピスト自身がクライアントに

個人的な感情を持つことがある


普通は感情をぶつけることは特別な関係になければしないが

深い内面に入っていくことで、

ようやく自分を見つけてもらえる喜びと

今まで叶えられなかった思いが

解放されたがっていて、

それが、境界線を超えて、よくも悪くも出てしまう



それはまるで、ずっと離れていた母親が

手を広げて待っていてくれている安堵感と

離れていて寂しかったんだ、辛かったんだという思いを

伝えたいと思う子供のような感情に似ている



迷子になった子供が、かけつけた母親の顔を見て

大きな声で泣くのと同じ



子供が親に甘えて泣けるのは

ごく当たり前で、いい親子関係なのだと思う


ずっと我慢をして訴えたかった相手には、思いを出せない、出さない代わりに

セラピストにぶつける、又は恋人、パートナーにそれをぶつける・・・



境界線を超えてしまう関係性を癒着の関係性と

泰三さんはよく言っていた



人間関係を結ぶ時に、どうしても避けられない現象で

ぶつかり具合は激しく攻撃的にでる場合がある



恋愛対象に親子関係が反映されるのも

この抑圧した感情が出たがっていて

普段出せない思いを噴出させる



心理学では転移、癒着といって、

クライアントから離れるという手段で解決させようとするが

本当の解決には向かわない


真っ向から向き合えば、自分のバランスが崩れるから

だから他に回す


「どうか助けてほしい。どうしたらいいか分からないんだ」


「やっぱり、又、自分には誰も触れてくれない。又自分は捨てられるのか・・・」

たらい回しにされ、無視され続けたら、もっと傷が深くなる



クライアントやセラピストもお互いに交わることは

かなりの忍耐とバランスと愛が必要になる



ほとんどのセラピストはこのような関係になった時

関わるのか、離れるのかの決断を迫られる



大抵のテキストには、離れなさいと書いてある

特に癇癪を使って困らせる相手と付き合って

実際に殺されてしまう例もある



抑圧された感情は一旦外に出してあげる必要があり

ある意味、気が済まないと次に進めない

これはかなりのバランスが要求される


アルコール中毒
薬物依存
ヒステリー
DV ドメスティックバイオレンスに
対応するには、境界線をしっかり持ちつつ
根気よく、一貫した態度で
詳細に起きていることを把握させることが必要になるが

そんなに簡単にいく訳じゃない

ボロボロになる



エネルギーは高みから低いところへ流れる

そして低いところから高いところへ上がる

結局、お互いに交流することで、交じり合いダンスを踊る


そして何かが生み出されていく

それはお互いを高みへと上らせていくものかもしれないし

そうでないかもしれない


いづれにしても、何かが生み出されていくことに違いはない



本当のヒーリングは、

相手の中に神聖さを見いだすこと・・・、

一度見出してしまえば、

相手は内なる神聖さを自分で見いださずにはおれなくなる

それがヒーリングである



ブッタが放つ放射

ブッダフィールドではすべては解けて流れていく


問題はほとんどのセラピストがテキストを信じていて

ブッダフィールドを知らないということなのだ....


一体誰がテキストを作ったんだ

なぜ危険を回避するのだろう


心理学の概念・・・

そんなことは実はどうでもいい


これはダメだとか、

こうしないとダメだとか

何が正しいかを決めるのは、心理学じゃない


自らの心に従うのみ

それが私であること、私を生きることの意味だ