THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

魂の聖なる暗闇

2018-12-23 23:20:31 | スピリチュアル

アセンションが近づくと、今まで生きてきた私が消える

そして自分が何者か思い出せなくなる



通常、人間は生き延びるために90パーセント以上もの

殆どのエネルギーを費やして、自我が消えないように

脳が自動的にセットアップされている



「これが自分だ」というものを認識できるため

精神が破壊せず、狂うことなく生きることができる


一度セットアップしてしまうと、脳はずっとそれを維持しようとするため

「これが自分だ」というそこに固定しようと

様々な意味づけと条件づけをしようとする


それによって、自我が安定するからだ




通常、人の一生のうちでの変化は

その固定された場所から、さほど大きな変化をすることはない

どんなに人生は変わった、自分は変わったと思ったとしても

少しの変化で止まるようにできている




このパーソナリティエゴ(自我)は、変化してしまうと危険だからだ

何百回転生しても、ここが変化をするのは、少し変わったという程度なのだ




ところがアセンションが近づくと、変化に伴う自我の喪失は


一度死ぬくらいの変化で済まない領域で行われる




魂の目的は、すべての領域と無限の可能性の表現を観察することだが

生き抜く肉体をもった私達の意識は

ドット(始まりの瞬間、創造の始まり、すべての意識体とも呼ばれる)原型を保ちながら

無限の創造の世界を広げていく



世界は破壊がなければ、創造は成り立たない

それが自然、宇宙の摂理だ


無限の創造は、完全なる無から生まれる


人間という肉体を超えて、どこまでもいくためには


どうしても通らなければならない道中がある


それが魂の聖なる暗闇と呼ばれるものだ



とある意図の下に・・・


そして意図を超えた意思によって


暗闇は訪れる




暗闇はすべてを覆い、先が見えず

何もかもうまくいかず

一人ぼっちで地獄へ放たれたように感じる

すべてから切り離されたような分離と孤独が

次々と襲ってくる

何のために自分が生きているのか

存在意義を見出すことができず

混乱と恐怖の中で

死が訪れる



この状況に耐えられない精神は

完全に破壊され、打ちのめされた後

肉体の死を待つか

精神の死を待つ


この状況で大事なのは

手をあげ

完全に降参すること


完全に身を放りだし

ただ漂うのだ・・・




やがて静かに訪れる


光は常に照らされ

どんな瞬間でさえも

けしてひとりぼっちになることはなかったということを知る時が・・・

死から再生した時


二度生まれし者になる


そして、魂を生きることになる


魂のバイブレーションは、自己と共にあり

自己と世界に境はなく

自己を確認することなしに

予測なしの不確定の世界に身をおきながら

瞬間に生み出される音の中に

創造という光をなげかけていく


だから、暗闇の期間を「魂の聖なる暗闇」という


光と暗闇は等しく

同等に私達の中に存在する

宇宙というもの、意識というもの、存在というもの

そのものは、光とも闇とも定義できない

両方を含んでいる


ベートベンやシェークスピアのように

暗闇を見た者が、創造のすべてを包含する