長い間、私達はひとつの答え、ひとつの真実を追い求めてきた
ひとつの正しさ
当てはまらなければ間違いだと自分を責め、相手を責める
これが宗教となり、思想となり、違いを認められず、争いが生まれ
恐れの原因となってきた
歴史はそこに神や死というものを登場させ、私達の恐れをつかった
正しさへの洗脳が始まり今に至る
支配と服従、誰が素晴らしいか、優位性、選民意識、
これが私達を閉じ込めたマトリックスである
マトリックスの中では主体性を奪い、何かに従うようにされる
映画のマトリックスは、まさにこの今の世界を表している
目が覚めマトリックスだったということに気づきはじめた人は
すべては自分が創り出していたのだと気づく
この世界は幻想で、実際あるかのように見える物質や人も
実は存在しておらず、意識が投影されてあたかも現実のように体験している
先人たちはこう言い残している
世界はあなた自身を映し、鏡に映った自分と格闘する
すべては投影である
だから仏陀は仏陀にしか出あわないし
あなたはあなたのすべてと出会う
そしてあなたも仏陀も同じで
それを知ることができるかだけの違いである
サイババはこう言っていた
「私は神である。あなた方と私の違いは私はそれを知っているが
あなた方はそれを知らない、ただそれだけである」
今後の世界は5Dの世界と言われるが
今までもそれは常に存在していた
それに気づけなかっただけで
どの周波数にも同時に自己は存在する
新しい世界へ突入するにあたり、何が起きるかというと
多種多様、それぞれの世界、それぞれの答え、それぞれの宇宙という
ひとつの答えではなく、多くの個のひとつひとつが繋がりあいながら
共にタペストリーを創り上げている
古い概念を手放すの移行期間は、どうしても自分が正しい
相手が間違えているというものになる
これが分離、分裂を生んでいく
日本の特徴として、みんなに合わせないといけないという集合意識が
まだ強く残っているため、自分の意見や考えをいって
同じ考えでない人を排除したり、否定したりする傾向にある
違いを認め、同意せずとも、否定も肯定もせず付き合うことはできる
意識的であろうが、無意識であろうが、自分の中に起こる相手への否定や非難は
違うという内なる恐れからくる反応である
もし突然、カマキリのような宇宙人が現れたら、
ダースベイダーのような全身真っ黒の存在が現れたら
そりゃー逃げたくなるのは正当な反応だろう
それと同じで、脳は自己を守る防衛反応を持っているので
自動的に反応してしまうのである
人間の反応は愛か恐れかの究極2つの反応でしかない
地球は丸いのではなくフラットアースだという見解や
仏教の一部の浄土真宗などでは輪廻転生を認めていないし
金縛りについても、幽霊のしわざだという人や
そうではなく、意識が肉体と幽体の両方にある状態だという人もいる
宇宙人に連れ去られた人の体験もあるし
実際、放射能が多いとそのような幻覚を見るという人もいる
量子力学が広がるにつれ
多次元、多種多様性、意識が世界を創っているのだと
知られるようになった
個々で見ている世界は
信じている世界が具現化している
存在するすべてに無限のパラレルや世界が存在するのだと
月を見たことがない人には月は存在しておらず
私達は同じものを見ていても実際同じように見えているわけではないと
いうことを知らされる
実は今までもずっとそうだった
私達は自分の見たいように世界を見ている
どんな定義をつくり、何を信じるのか
それがその人の世界であり
そこにいい悪いも、正しい、間違えているもないのである
自分の中の正しさは自分の中に置いておけばいい
知っておくことは、それは私の中での正しさであり
他には当てはまらないということである
問題や葛藤が生まれたら、それを選択するのか
しないのかに意識を向けることができる
そしてそれを手放す方法はその葛藤に向かって言うのである
「私はこれを受け取らない!私はこれを手放すことを選択する」
自主独立、主体性とは
自らと神(宇宙、すべて)は切り離されていないということ
あなたこそが世界の創造主であり
どんな世界を生きようとも
世界に名を残さずとも
一瞬一瞬が多いなる放射の中にあり満たされている