東京は花満開
風に吹かれた私の意識は
時空を超え、過去と未来を行き来する
「暗闇の仏陀を見たことはあるかい?暗闇の中でたたずむ仏陀は本当に美しいんだ」
師の声が私の内側を貫いていく
2011年の時に師から聞いた話は
「集合意識は苦難の道を選んだ。人々は罰によって浄化される道を選んだ」だった
この意味が今になって明らかになる
コロナの感染はどんどん広がり、首都はロックダウン寸前の状態である
まるで世界がどんどん終わっていくかのようだ
世界の歴史は死と再生、破壊と創造によって進化を遂げてきた
戦争が起きる時は、いつでも古い世界を壊し
新しい世界を作り出してきた
破壊しなければ進化は起きない
これは戦争と同じレベルの現象である
昔のような形ではなく、現代版の戦争である
そして破壊された世界の中に、私達はゆっくりと新しい世界を創造し始める
何年もの時間をかけて、集合意識は新しい生き方をとるようになる
抑圧していたものは噴火し、すべてが洗い流される
これを最後の審判という者もいるだろう
そしていつでも暗黒の時代に、そして混乱の時に
光が投げ込まれる
暗闇の中に佇む仏陀だ
それは時に人々と共に闇の中にいて
最後の一人が終わるまで見守り続ける
暗闇の中の仏陀は
時として様々な姿を纏う
威厳を持ち、力強く、人間的で、弱さを知っている
完全なる神などではなく
時に傷つき、悩み、苦しみ、まこと人間らしく
すべての中に息づいている
私達は気づかなければならない
極限の苦しみ、暗闇の中に根源が姿を現すことを・・・
人々を広告やマスコミで惑わし、健康志向ブームは続く
この内部のカラクリを見破ることができるだろうか?
本物が見えなくなる世界で
本物を見つけることがあなたにはできるだろうか?