日本は不思議な国で、霊的な場所が沢山存在し、昔話を通して語り継がれている
古人たちは戒めや約束ごとを、昔話や習わし、歌などに含み
自然や悪霊といったものから身を守る術や生き方を教えている
直接的な教えもあるが、真実をその中に封印し、情報を語り継ぐといった形で
私達は守られてきたのだ
私が今回出会った桃太郎伝説が
これほどまでに霊的な意味を含んでいることを
一体どれほどの人が知っているだろうか?
桃太郎というと、岡山県起源説が有力だが、
今回私がキャッチした桃太郎は、群馬県であった
全国各地に伝わる伝説があり、同じ物語でも多少違って伝えられている
ようするに、伝説はどこが起源というのは、本当かもしれないが
実際には、あちこちに同じ物語が重ねられている
よって群馬県に桃太郎がいないとは限らない
しかも、実際に群馬県吾妻郡中之条町四万に「桃太郎の滝」という
名前がつけられている場所が存在するのだ
ターコイズブルーの色に輝き秘境というにふさわしい場所である
という訳で、今回精霊が私を引き寄せたのは、桃太郎の滝ではなかったが
東洋のナイアガラと言われている吹割渓谷だった
魂は旅をしている
地球という惑星の中で、一瞬一瞬、出あう人、出あう場所
起こる出来事、それらはすべて、魂のすべての側面であり
神の創造物に出会う
そして私達は気づく
すべての中にこの美しさと同じエッセンスがあり、完全な調和を保っているということを
妹が撮影した滝↑
右が妹
神は世界のすべての細部に宿る
分子の一つ一つが神であり
私達も、この自然も、どこにも境界線がなく
同じものなのだと知らされる
この岩は般若岩
渓谷沿いを歩くと
やばいでしょ
積石だ
石を積むのは神を祀ることと、死者の鎮魂である
この世とあの世を分ける三途の川(賽の河原)で死者がもどってこれないようにするため
洞窟に死体を納め、入口を石で塞いだのが起源らしいが、
青森県の恐山や長野県にある御嶽山にも賽の河原がある
この吹割の滝は三途の川(賽の河原)なのかもしれない
私がエネルギーでキャッチしたこの積石は、どうも、儀式というより
誰かが石を積み、その後に同じように石を積んでいったように見える
霊的な儀式をしなくても、それがいたずらから始まった積石でも
何かやはり意味があるのだと思う
なぜここへ来ることになったのか
わからないまま、足を進ませて、川の流れを追うように
渓谷を歩いていった
浮島観音が姿を現した
美しい光が広がっていた
帰るころには、意味もなくこの川はやはり三途の川なのだと思っていた
群馬県という土地はなぜか私にとって縁がある土地で
車で高速を走っていると、群馬県のあるトンネルの中に入る手前で
必ずあるヴィジョンを見る
それは師が言っていた、私達は花を咲かせた後、今度は花は裏返るのだという一説なのだが
この意味が言葉ではない領域で入ってくるのだ
そして自分の姿が無くなり、完全に空と同化し、風と自分との境界線がなくなっていくのを体験する
すると突然、すべての中に自分が溶けていて
完全な調和の中で存在していることに気づく
覚醒とか、もうそんなことはどうでもよく
自己がない無の領域で
あえて説明するなら
ただあるという感覚
この感覚は瞑想などでは体験できず
このトンネルに入る前に起こるのである
溶岩でできた険しい山の中へ入るトンネルである
この群馬県の吹割渓谷も三途の川みたいに、何かしらのエネルギーの次元の入り口が
ここには存在しているのだと思う
次元の入り口とは、その場所に立つと違う次元へアクセスすることができるホール(穴)
渦巻でできた、ブラックホールのようなものである
地球という惑星は12個の宇宙へのホールになっていると聞いているが
地球には様々なホールがあり、パワースポットとか言っている場所にも
存在している
特に日本はいたる所にホールがあり
このホールは、様々な次元と物理次元へのアクセスできる
こちらの世とあちらの世
そして宇宙のポータルや異次元世界へと繋がっている
時間が止まってしまったかのような大昔の世界がここにもあった
渓谷の入り口にあるお店の中に石原裕次郎がきたというお店で
まちこ茶屋と妹と同じ名前だったので入ってみた
この光
ただの太陽の光が入口から少し差し込んでいるだけなのに
緑なのか黄色なのか分からない
あちらの世界は私達がいる世界で
中に入るとまるでどこかに迷い込んでしまったかのような空間
ここは一体どこと繋がっているのか?
吹割渓谷を調べてみると、なんとも面白いことがでてきた
桃太郎ではなく、浦島太郎に出てくる龍宮城の話だった
吹割の滝つぼは龍宮に通じているという伝説があり
天候不良で不作が続き吹割の農村は貧しく、新しい年を迎えるのに
客人に出す祝儀の膳がないと、若者が滝の傍で嘆いていた
龍宮城の使いの亀がそれを見て、龍宮城のお姫様に伝えると
龍宮城から膳をもっていくようにと言われ
若者の前には人数分の膳が現れ、必ず返す約束をして帰った
客人から見事な膳をほめられた若者はひとつだけ膳を返さなかった
すると、お姫様はお怒りになり、龍宮城への入り口を塞いでしまった
というお話だった
龍宮城は、海や水の中に存在すると考えられている
海の神、又は水の神が主であり、古事記や日本書記にも記述がある
しかし
私が受け取っていたのは龍宮城へいく浦島太郎ではなく
桃太郎だ
そういえば、龍宮とは龍神と関連がある
群馬県に入ってすぐに私達の前に現われたのは
龍神だった
次元のポータル(入口)は、様々な場所へと繋がっているため
ここには浦島太郎だけでなく、違うお話も存在するはずである
桃太郎に出てくるお婆さんが川で洗濯をしていると桃が流れてきて
桃の中の赤ちゃんは大きくなり鬼ヶ島へ鬼退治にいく話だが
鬼は赤鬼と青鬼がいる
この異次元ポータルには深い意味が込められている
私が群馬県のトンネルに入るときに現われる溶岩の岩山は
まさに鬼ヶ島であり
このポータルは
鬼ヶ島へと繋がっている
どこかの洞窟、又は地下に鬼が住んでいる次元がある
ドイツナチスのヒトラーのスパイだったベラスコが
地球の地下都市を実際に体験しているが
地球の地下には人肉を食べる種族が存在し
その種族は青い色の肌と赤い肌である女性の霊媒師がいるとか
人間は黒い肌、黄色の肌、白い肌、青肌、赤肌の人種で5種族がいることが分かっている
3種族は地上で暮らし、2種族は地下にいて、人肉を食べると、霊的にサイキックな能力を持ち
すべてを支配するパワーを持っているそうだ
懐疑的な私もさすがにうなってしまったが
昔話に出てくる鬼が赤鬼と青鬼であり
繋がりがないとはいいきれない
昔の人は、自分たちを守るために
昔話として語り継ぐことで、禁忌を伝えたかったのかもしれない
ちょっと怖い話になってしまったが
次元のポータルはパワースポットと呼ばれる
どこにアクセスするのかは、場所やそこに行く人のエネルギーによって
現れ方が違う
何を自分の世界に現すのか?
いずれにしても、どこの世界も
闇と光は表を裏で繋がっていて
そのエネルギーは単体ではなり得ない
光は闇を含み
闇は光を含む
ここはパワースポットであり
次元とアクセスすることで
私達のエネルギーの意識の枠が広がり拡大する
どんなことが起きようとも
パワースポットに行く時に気をつけなければいけないのは
そのエネルギーに触れることで、今までの自分ではいられなくなることである
新しい世界、未知なる領域に意識を拡大させ
分子は新しい世界を組み始め、自己の世界を変え始めるからだ
それは時として、抑圧していた無意識の自分の問題が浮上し
対面せざるおえない状態を引き起こすかもしれない
起こることは完璧に起きてくる
師はこう言った
「よきことも悪しきことも全部捨て、ゼロポイントの今この瞬間にいなさい」
つねに起こってくることは、自分にとって好ましくないことでも
今この瞬間が、今にとって一番ベストな状態なのだ
あなたの前に現われる突風も、そよ風も風に違いはない
そしてただ流れていく
あなたの中を風は流れ、通り過ぎていく
なにも構えず、流れていきなさい
この川の流れのように