ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

去る月

2006年03月11日 | 日常雑記
1月は往く、2月は逃げる、3月は去る、とは良く言ったものですが。
まさに3月は去る、で気付けばもう三分の一が終わっている。
今月誕生日を迎える自分としては、次の年齢までのカウントダウンが、はっきりとした音として聞こえてくる頃でもある。
そして振り返る、この1年、何ができただろうかと。
年末よりも誕生日の方がその感は強い。
今月末までと自分に課している課題の方も、当初の計画より遅れが出ていて焦りもある。
追われる夢、物理的に落ちていく夢など夢見も悪い。
そして「4月になれば」あれをしたい、これをしようと先のことばかり思い描いてしまう。

そんな時に、ふと窓の外を見る。
駐車場は雪の下から雑草たちが現われ、道路は雪解け水で濡れている。
捨てられた雪は茶色く汚れて、融かされていくのを待っている。
梅の便りも桜の便りもまだまだ遠い町の話だが、あと少し、もう少し頑張ればやってくると思うと後ろ向きにはなっていられない。

今年のはじめにおばあちゃんの眠るお寺さんで引いたおみくじ。
「暗くて見えない道も月がさし始め 明るくなるがごとく幸福次第に加わる運」
「願い事 焦らず騒がずゆるゆると進めばよし」
そしてそのおばあちゃんの口癖が「自分を信じる者は救われる」。