6月2日のエリザベス女王の戴冠70周年 記念祝祭 Platinum Jubilee Celebration をひかえた英国民の、はしゃぎぶりレポート再び、です。
私の周りには、「どうでもいい」という反応の人が確実に多いのですが。
とりあえず、各方面でビジネスのネタになっていることは絶対に確かです。
さて、私は水曜日に、サルフォード Salford の学生寮に帰る娘と一緒に、学生寮からほど近いサルフォード・キィズ Salford Quays に行きました。
近未来都市のような奇抜な建物がかつての埠頭の周りに建ち並ぶ水辺の街を散歩して、娘が食べたいというラーメンをいっしょに食べるのも良かろうと、出てきたのです。
娘は、夏休みには入ったものの提出物などがあり、いったん寮に数日帰ることにしたのです。
さて、本題のエリザベス女王戴冠70周年記念。
ストックポート駅の切符売り場の...
素人っぽいタッチがほほえましいガラス絵のクローズアップです。
王冠とバッキンガム宮殿を護衛する儀仗兵がズラッと並んだ下の部分はロンドン風景ではなく、あっぱれ、ストックポートのランドマークが勢ぞろい!よくやった!
そういえば、ガラスの内側に簡単に拭き消せるポスターカラーで絵を描く装飾、英国では本当に一般的なのですが、日本では見かけませんよね。店舗を借りる際の契約に禁止事項でもあるのでしょうか?
サルフォード・キィズで、昼食後、目当ての映画が始まるまで2時間待たなくてはならない娘をさそって帝国戦争博物館・北館 IWM North にフラッと入ってみました。
以前にも来たことがあるのですが永久展示にはあいかわらず興味が持てず...(詳しくは次回にでも...)
ちょっと立ち寄ったギフトショップのオリジナルらしい戴冠70周年記念祝祭関係の商品売り場です。
やはり何もかも、ぼったくり価格です。
軍服姿の女王陛下の額装用の写真まで売られていました。ティーンエイジャーだった女王陛下は戦争中陸軍で軍用車の整備をやっていたのでした!
サルフォード・キィズに関しては次回にでもお伝えします。
サルフォード・キィズで一人で映画を見て帰るという娘をおいて帰途についた私がマンチェスター・ピカディリー駅で時間つぶしをするために入った、駅構内の本屋/お土産物屋を兼ねた文具屋、WHSmith の...
実は今まで、よそで見かけなかったのが不思議なほどありきたりな、戴冠70周年記念祝祭関係の商品展開です。
記念絵皿、マグカップ、女王の肖像入りスーベニア・ティン(記念の缶)に入ったビスケットに紅茶、そして国旗のバンダナを首にかけたコルギー犬のぬいぐるみ...。
スーベニア・ティン入りのビスケットが16ポンド(2563円)...!ご冗談!と言いたくなるようなぼったくり値段でした。
たぶん、海外からの観光客が戻り始めたロンドンあたりでは至る所で目にする類の定番おめでた商品なのではないでしょうか。
旅の起点、マンチェスター・ピカディリー駅から電車に乗り込む人のお土産需要を狙っている?
雑誌売り場にはもちろん、王室の写真を多数掲載した特別記念バージョンの特別コーナーが設けられていました。
王室の紋章で、イングランド国花をあしらった特別バージョンのクリスプス crisps (ポテトチップス)の2ポンドは絶対に高すぎます!大き目の袋ですが。
駅構内にコンビニ仕様の店舗があるおなじみスーパーマーケット、セインズベリーSainsbury's のテーブルソース売り場で見つけた...
おなじみのブラウンソース、HPソース の、HM Pulatinum Jubilee Edition と書かれた戴冠70周年記念祝祭記念バージョン限定レベル!!
「HM」というのは Her Majesty (女王陛下)という尊称の略号です...王冠の中心にビッグ・ベンが屹立しているという芸の細かさ!
HPソースの、工事中のビッグ・ベンバージョンの限定版エディション・レベルについての記事のリンクです☟
通常ビッグベンとウェストミンスター宮(国会議事堂)の絵が描かれたオリジナルのラベルの写真ものっています!
おなじみのテーブルソースのラベルのデザイン...国政の中心、ロンドンの観光名所の現在の状態を見事に反映!!
いちばん上の写真は戴冠70周年記念祝祭記念バージョンのカップケーキ(またまたぼったくり値段9個入りで6ポンド)です。
ところで、1時間に1本私の家のそばまで来る電車の便がキャンセルされました!事故があったようです。
しかたなく、ストックポート駅まで別の便に乗って帰り(マンチェスター-ストックポート間を行き来する電車は終日5分おきに発着しています)、家までの夜間のバスの本数がやはり1時間に1本なので、夫にクルマで迎えに来てもらいました。
うちの近所でクルマの前を走る戴冠70周年記念祝祭記念バージョンの乗り合いバスに追いついたので窓越しに写真を撮りました。
(このバスに乗って帰れたはずなのですが、どっちにしても夫がクルマで迎えに来てくれたのでありがたく乗って帰りました)
昼間のように明るい午後7時過ぎです。
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