![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/54/5b1f54c445cf1b8290c487983e4c0cb3.jpg)
うちのとなりの庭のとなりは古い線路。たまに貨物列車が走ります。
手付かずの自然が残っていてキツネやアナグマが住んでいます。
3年前の冬、親に死なれたか孤児の若いメスギツネが庭に迷い込んできたので約一ヶ月、日に2回ドッグフードをやって世話しました。
「フィオーナ、ごはん」(日本語)と大声で呼べばこわごわやってきてえさをねだるように。(ちなみにフィオーナは私がつけた名前です)
食べたら線路の茂みにかえっていきます。ある寒い朝お庭のドアをあけたら、入ってきて応接間のビーンバッグの上で寝ました。
別の日はヒーターのそばのネコのかごの中でまるくなる。背中をなでても平気になるほど、気をゆるしはじめました。頭はだめ。
写真は、故マーマデューク、てんかんもちのネコ(アームチェアーの上)と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/89/37a5796a56742768d37bf43c3b477114.jpg)
何日か来なくなって心配してたら、とつぜん千切れかけた後ろ脚を引きずって飢えて弱りきってやって来ました。
家に閉じ込めて保護するつもりでしたが警戒心が強くなってたべるやいなやあっという間ににげられました。
王立動物虐待防止協会RSPCAに連絡して野生動物保護センターに待機してもらうよう手配して、檻もよういして、
次に表玄関側にあらわれたフィオーナを力ずくで捕まえようと思った瞬間、おむかいのばか犬が吠え立てて、
あっという間に線路の茂みに逃げ込まれました。
その夜 寒波がやってきました。フィオーナが生き残れたとは思えません。
その後もたびたび、特に冬、警戒心の強いいろいろなキツネがおなかをすかせてひょっこりうちの庭にすがたを現すことがありますが、
フィオーナのように人を信頼することをおぼえたキツネにはまだお目にかかっていません。
食べ物をおいておくと、いったんは逃げますが、ちゃんと戻ってきてきれいに平らげています。
どのキツネもフィオーナの甥か姪か弟か妹のはずです。
<参考webサイト>
●googleマップ イギリス/ストックポート↓↓
https://www.google.co.jp/maps/place/53%C2%B024'00.0%22N+2%C2%B009'00.0%22W/@53.4,-2.15,12z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0x0?hl=ja
●オープン ストリートマップ イギリス/ストックポート ↓↓
http://www.openstreetmap.org/#map=12/53.3999/-2.1928
●ウィキペデイア/ストックポート↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88
●地球の歩き方
http://www.arukikata.co.jp/country/europe/GB/
●イギリス大使館
https://www.gov.uk/government/world/japan.ja
●在英国日本大使館
http://www.uk.emb-japan.go.jp/jp/
<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>
素晴しい ブログですね
あの後間もなく急死したネコのマーマデュークの写真に涙、少しの間かかわって、私たちに心を許し始めた弱い野生動物を守ってあげられず悲惨な死に方をさせたであろう悔いが今も残ります。
時々、庭を横切るキツネに複雑な思いです。
マーマデュークのあとうちに来た唯一の雌ネコ、クリオは明け方キツネかアナグマか、野生動物にかみ殺されたのです。
自然と隣り合わせに生活する厳しさも理解しました。
この話し ウレシく 心が温まりますね
僕は 東京の羽田空港のそばと 広島の街中しか 住んだ事が無いので 動物の経験は 有りませんが
狐の恩返しと 昔話にあるので キット何処かで 狐も 心が通じて欲しいと 思ったのでしょう
子供の頃 遊んだ 河口の蟹が少なくなって
砂浜に 胡麻のように 散らばってた姿を
見なくなって 日本は 自然が少なくなったと
感じてるのに 野生の狐が出て来るなんて
羨ましいの 一言です
一階にある、台所のかごの中に丸くなったフィオーナの写真があったはずです。見つけたらアップします。
別のコメント欄ででもご連絡しますので、もう一度アクセスしてください。