イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

リンゴの木、成長以来初めて全身に浴びた短い夏の太陽、背後の大木伐採後記録破りの大収穫?(と言っても10個)

2020年09月03日 08時00分00秒 | 英国の野菜、果物
また果物の話題です。


庭の真ん中にちょろひょろと植わっている、LIME LITHGT という品種の青リンゴの木...


15年前、なくなった夫の母にもらった結婚祝いの苗木だったのですが、何とかここまで大きく育ちました。
といっても、うちの庭に植えられた時点では日照が確保できたものの、すぐ背後でぐんぐんと育つドッグ・ウィローの大木の枝の陰に入ってしまうのに何年もかかりませんでした。
甘い香りを放つ可憐な白い花が咲いて実が実るほど成長した時にはもうすっかり木陰の下!
細い枝が日光を求めて前へ前へと延びる速度も大木ドッグウィローの枝がのびて葉が濃く茂るスピードには到底追いつけませんでした。

ここ約10年ぐらいは完全な日かげで貧弱なリンゴの実を30個ぐらいは実らせてはいたものの、日当たりの悪さのせいでしょう、ローズヒップぐらいの大きさになったところでぽろぽろ下に落ちて腐るのが常でした。
多い年で、ゴルフボールより一回りぐらい大きなサイズにまで育つ実は、毎年3~4個ぐらいだったしょうか。

今年はなぜかかなりの数、30個ぐらいがピンポンボール大になるまでが残っていました。
それもほとんどがドッグウィローの木を切ってもらった時、庭を横切って運び出される大量の枝がついたままの切り落とされた幹に 叩き落とされてしまったのです。
残念!

ね、ちんちくりんにかなり高い位置で伐採された、背後のドッグウィローの木、坊主頭に毛がのびはじめるように葉が直接断裁面に生え始めているのがみえるでしょう?





それでも10個ほどしっかり枝についたリンゴがまだ残っています。
庭を覆っていた大きく広がる枝をすっかり落とされて、短い夏の日光を満喫したリンゴの実がツヤツヤプリプリかつてないほどの大きさに育っています。

もうちょっと待てばもっと大きくなるかな、いや欲張りをせずにころあいを見て収穫しなければ虫や鳥に食われたり、夜の間の雨や風にたたき落とされて残念なことになりかねません。



さて...どうしたものでしょうか。

LIME LIGHT 種のリンゴは市場にはでまわっていない園芸用の品種のようです。
しゃりっとした、甘酸っぱい味の小さいながらもおいしいリンゴが毎年楽しめます。
(昨年まではほんの2,3個だけの収穫でしたが)

日本にはそう言えば酸っぱめのリンゴはなかったような....

ドッグウィローの木を短く切った過程についての記事のリンクです☟
庭の奥に長年見慣れた柳の大木、もてあましてついに伐採、作業の過程はなかなか見もの!
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