連休初日の、今日は、とっても有意義な1日になりました
前回のUPでは、アントニオ・ロペス展を見終えて、ちょうどお昼を戴くところだったので、アントニオ・ロペスが、どんな絵描きさんなのか、ちっともご紹介しないままだったので、ここでちょこっとだけ、お見せしたいと思います
これ、今日の自分へのお土産の、メモパッドとクリアファイル…
これ、みんな、「絵」なんです
写真じゃないのよ~
むか~し、建築を少々かじっていた身としては、このスペインの街並みの忠実な寸法に基づいた、「絵」の、なんて素晴らしいことったら…
パースって言って、よくマンションなんかの完成予想図を描くけれど、これは、ひとつの街をぜ~んぶ描いちゃってあるんです
幅とか、奥行きとかは、ちゃんと計算しつくされて、描かれています。
しかも、この絵は、1974年から、7年の年月をかけて、1981年に描き終えるという…
左カーブしていく道路がだんだんと細くなって、ちょうど消えるあたりの上部にあるビルの壁面に、朝陽が当たっている風景を描きたかった、ということで、この朝陽が当たっている時間が、毎朝約20~30分間のみだという…
7年間も、この場所に、同じ時間に30分足らずのために、立ち続け、描き続けた、というから、驚きというか、尊敬と言うか、気の遠くなるような努力の積み重ねの人なんだと…
アントニオ・ロペス氏は、今もご存命の方。
どの絵にも、時間をうんとかけて、描く。
有名な「マルメロ」(洋ナシの絵)も、描き始めて、見続けて、次第に枯れて行ってしまい、結局未完のまま終わっているものもあるそうで…
今は、彫刻や、ブロンズも手掛ける、70代のおじいちゃん。
こういった、ちゃ~んと計測して描く絵もあるのに…
このカーネーションの絵も、圧巻でした
一枚一枚の花びらの美しいこと…
ほかに、真紅のバラとか、白バラの絵もありましたが、そのすべてが中央に、花だけ…私なんかが描こうとすると、きっとその周りにあるものまで、描こうとしちゃいそうな気がするんだけど、そんな要らないところは描かない。
だからこそ、この花が生きてくる…
このコップも、たぶん、「デュラレックス」のコップに見えるし、中に入っているのは、まぎれもなく、「水」…
透明な水を描く…
この技術、すご過ぎる…
皆さんも、お時間があったら、是非行ってみて下さいね
久美先生、こんなに素敵な美術展を紹介して下さって、本当に本当にありがとうございました
久々の、大感動巨編
本当にお勧めです
話は変わって…
今日は、アイシングのレッスンでした
前回の宿題から…
この3体の完成が宿題だったの…では、一つずつ…
ウサギちゃん
シッポの銀箔シュガーが、キラキラきれいで、よかったぁ
面塗りも、ぷっくり綺麗に塗れましたと、合格
キノコ
このキノコの本体部分の白色のところは、ゆるゆるのアイシングにドボッと浸けるやりかたで、比較的薄くついている感じ。
で、、キノコの裏面のひだひだも描いて、トップの赤い毒キノコ風な、白いブツブツ…このブツブツが、なかなかま~るくいかなくて、先生に「絞ったら力を抜いてから、引き抜かないと…」とダメ出し
…う~ん、確かに…
バンビちゃん
このバンビちゃん、大きさが、めちゃめちゃ小さいの
足の太さは、5mmもないくらい
そんな細い、小さいところを塗ると、「陥没」することが多いんだけど、これも、輪郭線と、塗り込みの上手な兼ね合いで、うまくいくのよ~
で、このバンビちゃん、褒められました
どこも陥没していないし、ぷっくり塗れているし…
あ~よかった
今回は、絞りの技術もだんだん高度になってきて、「ティアドロップ」と言う、涙型の絞りがうまくできないと、全くダメ
っていう代物…
先生の見本は、こんな感じ…
キャ~…こんなの、無理だ
こうやって、綺麗に対照的に絞るのって、すんごく難しいの
でもね、これ宿題なの
もう一つの宿題は…
左側に置いてある、ちょっとゴ~ジャスな、プレート…
これも、縁の絞りが肝心で、ちょ~難しい…
しかも、最終的な仕上がりとしては、真ん中に、イニシャルのプレートも入るっていう…
あ~、出来るのかなあ…
すんごおく、心配…
明日は、実家のある、茅ケ崎まで行って、久々に親孝行してきま~す