blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

心配、でも。

2012-06-25 20:50:22 | 日記
わが倉庫では最年少のY君の話を書く。
いつも元気で前向きに取り組む姿勢から、彼を遠ざけようと思う人はいないほどの好青年である。
その彼が最近こぼすことには、気分が落ち込んでどうにもならないらしい。
仕事にも影響しそうなのでどうしようかとまで言うので大変驚いた。
館内を動く分にはいいが、やや通常よりも視野が狭いというハンデを背負っていることからできる仕事は限られる。
そんな中でも毎日懸命に働いている姿はみんな見ているのだが、やはりハンデから来るストレスは彼にとっては相当なものなのだろう。

今のところは、彼自身があまり良くない状態であることを他人に話せているだけまだいい。
ほんの数日前には病院にも相談したというから、彼なりに懸命に手も打っている。
ひたすら内にタメこんでしまえば、程なく重い状態になってしまうだろう。
気分の落ち込みは私も経験があるし心配と言えば心配だが、「特効薬はオンナですかね」などと軽口を叩いているうちはまだ大丈夫だろうと思う。
本当に重くなってしまえば、何かにつけ疑心暗鬼になって冗談を飛ばすどころか周囲に心を閉ざすことになるからだ。

私ができることと言えば、まだ軽い(と思われる)今のうちに何かの集まりにでも誘って思い切り吐き出してもらうことくらいだ。
ちょうど今週末には、もはや恒例となった県東部にある焼肉屋さんでの会が予定されているから声かけはしてみたい。
まったく飲めないというタイプでもなく、できるだけ気を使わないメンバーにするつもりだから、日頃の苦労も遠慮なく吐き出してもらえたらいい。

その会だが、コアのメンバーは決まっているがマンネリもイヤなので、私自身も実施日までには彼以外にもいろいろな人に声かけをしてみたい。
たかだか二十名あまりの部署でも、飲食を共にしていないどころかロクに話もしていない人がたくさんいるから、こういう機会を使って一人でも深められればいい。
仕事場でいつもカリカリしている姿しか見ていない人にとっては、私がメンバーにいることがビミョーということになるのかもしれないが、仕事を離れてまでそんな感じではないということはすぐに分かってもらえると思う。

まる2年間今の部署でがんばってきたかいがあって、若干だが給与ベースが上がったようである。
残業代にしてもボーナスにしてもすべてベースの金額が計算の基準になるから、若干でもアップしたことが励みにならないわけがない。
急に余裕が出るというほどでもないが、たまには全員のためにお菓子を買っていったりするなど、部署の中でできるだけ楽しくやっていくための投資に回せたらいいのかなと考えている。

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