blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

街のフランス車

2011-04-19 22:16:42 | プジョー
いろいろあった愛車プジョー206も細かい修復を重ねてようやくマトモな状態になってきた。
昨年11月に前のオーナーさんから持ち込まれて店舗に入荷したクルマを私が手に入れたのは2月も終わりに近い日付だった。
プジョー富山・K店長の「ガッチリ整備する」という言葉とは裏腹にあれやこれやと不思議なことが起こったが、中古車としてニ、三ヶ月の間ずっと店舗の外に展示され、それほど継続的に動かしてはいなかっただろうから、これまでのいろいろはやむを得ないところもある。
今は通勤はもちろん休日も含めて毎日動かしているから、徐々にこなれてくれるだろう。
現オーナーである私が大切に大切に乗っていくことで、206らしい元気のよさもどんどん引き出されてくるものと思う。

さて、私自身もフランス車に乗っていて意識をしているからかもしれないが、ここ北陸・富山の地でもけっこうな数のフランス車を見る。
朝の通勤時にはシトロエンの「C4」によく会うが、向かう方面が同じなのでフランス車どうしのランデブー走行になることがしょっちゅうある。
見る人が見ればかなり貴重な場面だが、自宅を出る時刻が毎日あまり変わらないので当たり前のように一緒になってしまう。
また今日の帰りには、ある駐車場に同じくシトロエンの「C3」が止まっていてしばし眺めてしまった。
残念ながらルノー車に出会う機会は少ないが、一つ前のルーテシアやカングーは時々見ることができる。

県内で数が多いのはやはりプジョー車で、正規のディーラーが県内にあることが大きい。
最新のRCZや3008はまだ公道では見ることができていないが、それ以外の車種はかなり多く走っている。
今日は自宅近くの大型スーパーに207と307CCがいて、思わず自分のクルマを近くに止めてしまった。

数多く売れた206シリーズは特によく見るが、私もそのうちの一人ということになる。
206はサイズも手頃で若い女性が乗っていることも多いが、MT車はともかく、ATならあの難しい「AL4」を理解して対応しているのかと思うと自分もオーナーの一人とはいえ妙に尊敬してしまう。

けっこう街でよく見かけるとはいえ、やはりフランス車は富山ではまだまだ少数派だ。
その分かどうか、フランス車に乗っている人には妙な仲間意識を感じてしまう。
わざわざフランスのクルマを選ぶような人なら、マインド的にも似たようなものがあるはずで、何かの機会をきっかけにして新たな人のつながりができていくようなことがあれば素晴らしい。

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先週末の出来事

2011-04-18 20:56:26 | 休日
先週は更新を休んでしまって平日の昼間のことが思い出せない。
会社でもおもしろいことはあったような気はするのだが、忘れてしまうということは大した話ではなかったのだろう。
かいつまんで金曜夜からの週末の行状について記したい。

体調がずっと悪かった先週だが、金曜は富山市内のN店からお呼ばれを受けた。
カゼは続いていたが木曜よりはずいぶんマシな感じになっていたことと、Mママがいつも気にかけているC嬢がお客さんとして来るとのことだったので、万全ではないながらもイソイソと向かった。
店に着いたら、Mママが「誕生祝いのお菓子を持ってきてくれた人だよ」とC嬢に振ってくれたが、一言お礼程度で話は進まなかった。
というのも、その日のC嬢は同期入社とおぼしきSという男性と一緒だったからである。
S氏は妻子持ちであるが、若い頃はずいぶんC嬢を気に入っていて実は今でも・・・のような話が私の横で延々と続いていた。
S氏はかなりお酒が入っていたように見えたとはいえ、言っていることはウソではないだろう。
しかし、C嬢が独身とはいってもS氏には「権利」はなく、昔話の堂々巡りで時間ばかりが過ぎていた。
私はC嬢と話す時間があればよかったが、その日は入り込むスキはまったくなかったので残念だった。
Mママのほうは引き続きキッカケ作りには協力してくれるようで、そんなに焦ることはないだろう。
鼻づまりが残る中、他のお客さんとハイレベルのカラオケ合戦ができたことが収穫だ。

体調を考慮してお酒よりも水を飲んでいる時間が長かったので土曜は普通に目覚めた。
買い物に出ようと愛車プジョー206を出し、スタンドで給油をして移動しようとしたらなぜかエンジンがかからない。
ディーラーに電話をしたもののお助けには時間がかかりそうで困ったが、直後に何とかかかってくれた。
走れる状態にはなったので、ATのサボりぐせも含めてディーラーまで行って見てもらうことにした。
小一時間待たされた末の結論は、イモビライザーの誤動作ということだった。
つまり、私の持っているキーを一時的とはいえ「持ち主のものでない」と判断したようだ。
何ともガッカリする話だが、走る以前の問題なのでこういうことは二度と起きてほしくない。
ATのサボりぐせはATオイルの油圧がやや低かったことも関係していたようで、そこもついでに修正してもらった。
走ってくれれば本当に快適なクルマではあるが、いろいろと厄介なことが起きる。
早期に見つかったことが不幸中の幸いだが、クルマというよりネコでも一匹飼っているくらいに思ったほうがよさそうだ。

土曜はもうひとつ、「硫黄島からの手紙」のBDを鑑賞してただただ絶句。
C・イーストウッド監督が、同じ硫黄島での戦闘をアメリカからの視点で描いた「父親たちの星条旗」という別の映画もあるようなので近々そちらも見てみたい。
こういう試みも映画の世界ではまれなことのようだ。

カゼぎみながら結局はチョロチョロと外に出る形になったが、週が明けた今日は体もずいぶんマシになった。
一日の気温差が大きく油断ができないが、今週は少しでも体の調子を崩すことのないようにつとめたい。

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徐々に追いつきます

2011-04-17 23:59:59 | 日記
日曜の今日になって、ようやく本来の体調に近づいてきた。
平日にはとても手も付ける余裕はなく土曜にもできなかった部屋の整頓をし、遠出はしなかったが愛車をほんの少しだけ高速に乗せるなど気ままに過ごした。

どこからもらったのか分からないが、花粉に悩まされ鼻をかんでばかりいて弱った粘膜にカゼの菌が入ったのかもしれない。
春らしい気温になったとはいえ、朝晩の寒さを忘れて毛布なしの掛け布団のみで寝たのが月曜の夜であり、それで体を冷やしてしまったのが原因だろう。
念のため、いったんはしまおうと思った毛布はまだ使っている。

正直、朝起きた段階で微熱があったりで仕事に出ようか悩むくらいの日が続いたが、何とか今週も全ての日に出席することができた。
迷う余地もない感じなら無理をする気は当然ないものの、悩むくらいなら出たほうがよい。
間もなく今の環境で一年という節目でもあり、少なくともそこまでは連続フル出勤記録を伸ばしたい気持ちもあった。
仕事量が少なかったわけではないが、今週は曜日が進むにつれ少しずつラクな感じになっていったのもツイていた。

今の雇用契約は年単位となっているが、先日チラっと事務所で手続きを相談したら、さすがに更新は「自動」というわけにはいかず「手動」であるとのことだった。
手動といっても、面接をし直したりといったことではなく所定の用紙に署名捺印するだけの簡単なもので、木曜に事務所に届いた書類を金曜には書いて提出した。
よほど休みがちでもない限りは契約は打ち切りにはならないとは思っていたが、実際に書類の上で次の一年を与えてもらったことは大変ありがたい。
社としての中間決算が5月ということでハードな日々が続くことが予想される。
あらためて「クスリが必要なところにキチンと届ける」という部署としての使命を果たすために体調に気をつけ微力ながら貢献していきたい。

同時に、やや熱に浮かされ気味だった感のある生活も、ガマンすべきはガマンしてできるだけ健全な形に戻していきたい。
一面寂しさやつらさも伴う話だが、稼ぎが限られる以上は仕方がない。

這うようにして乗り切った今週だが、個別のネタについては徐々に明日以降に記していきたい。
花粉の峠はもう越えたようだし、引き続き明るく前向きに日々を送りたいと思う。

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お詫び

2011-04-13 20:16:40 | 日記
今週は体調があまり良くなく、帰宅早々には横になっています。
この間にもネタはたまっていますが、もう少し元気になってからに致します。
よろしくお願いします。

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桜見物

2011-04-10 22:24:52 | 休日
昨日の予告通りというわけでもないが、好天に恵まれたこともあり、富山市では最もメジャーな桜の名所である松川沿いに出かけた。
市内の中心部ということでクルマは使わず自転車で出た。
ほぼ雪の心配がない季節になり、これまであまり使ってやれていない分を取り戻したい。
自宅から富山市の真ん中まではそれほどきつい坂はないが、せっかくの「5速MT」(=5段変速)をフル活用すべくこまめにギアチェンジをしながら約3kmの道のりを行った。

とりあえず電気ビルディングの近くで自転車を止め、周囲の様子を伺った。
今週は暖かい日が多かったことで一気に花が咲いた感じだが、日当たりの関係か開花が遅れている木もある。
来週の週末にちょうど良くなりそうな木があるのは何よりだ。
電気ビル近辺はクルマもスムーズに流れていたのでやっぱり自粛ムードなのかなと思ったが、城址公園あたりまで来ると例年通りの渋滞が起きており、土曜の天気が悪かった分が今日に出た感じである。

すぐに散ってしまう桜なので、写真はぜひ撮りたかった。
携帯にもカメラは付いているが、高級な機種ではないためズーム機能が弱い。
そこで今回は今年導入したデジカメ君に出動してもらい、寄りぎみの写真をたくさん撮った。
人が多いだけに、桜だけを切り取ろうとすればやはり少し寄せてやらないといけない。
安いわりには光学12倍までズームでき、これだけでもかなり重宝している。
本欄にはうまく「背景ボケ」が実現した一枚を載せておくことにする。

花見といえば、行きつけの飲み屋であるN店のMママからお誘いを受けてはいたが、金曜も土曜も私が足を運ばず段取りができなかったため、今日のところは現場リポートのような形で連絡を取ってみた。
午前中の早い時間に電話したが、今日中にMママが実際に見に行ったかは知らない。
ただ、開花の遅れている木は何とか来週でも楽しめそうだとも話したので、来週末あたりでご一緒できたらありがたい。

去年の今頃はJR富山駅北側にある「環水公園」(かんすいこうえん)というところの桜を携帯で撮っている。
その頃は今の職場に決まる前で、経済的にも精神的にも不安な毎日を送っていた。
自宅にこもっているとマイナスのことばかりが浮かぶから、少しでも外に出ようとしていたことが当時の心境として伺える。
あれから一年が過ぎ、今こうしてラクではないながらも一本立ちして暮らせていること、加えて今般の社会情勢の中で私自身は至って普通の生活を送れていることのありがたさを噛み締めた一日でもあった。

今週末は遠出も飲みもせず、ほとんどを自宅での休養にあてた。
たまには何もしない週末があってもいい。
わが社は5月末が上半期の締めであり、忙しい日がしばらく続くだろう。
一人休むと大変な今の状況、とにかく会社に出ることで何がしかの役には立っていきたいと思う。

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完休

2011-04-09 19:27:30 | 休日
わが社そのものの会計年度とは別に、一般の世の中は年度変わりということで例年4月は仕事量が増える傾向にある。
毎月のことながら月初めの三日間ほどはかなりの量があり、木曜金曜とわりあい静かに流れたことがありがたいと思えるほどであった。
近日中にはさらに一名ベテランの男性が増員されるが、どこのセクションを担当できるのかはまだ分からず、本人は社歴は長いが物流倉庫は初めてということでしばらくは一名分にはなっていかない。
世の中の状況も考えると、仕事の負担が早々に軽減ということは考えづらい。
これまでと同じく、できるだけのことを精一杯やっていくだけだ。

今日は、今週平日の春らしい陽気がもったいなく思えてしまうようなあいにくの天気になった。
雨模様ながらまだ花粉はしつこく飛んでいて、鼻が詰まって目が覚めた。
花粉症が長引く人はスギだけでなくヒノキなどにも反応してしまうようだが、私の場合はもっぱらスギの季節だけで、あと一週もしないうちに収束するだろう。
やや季節が後ろにズレた感もある今年だからもう少しの辛抱だと思う。

わが相棒プジョー206も最近は遠くに連れて行ってやることができていない。
その日の使い出しに多く出る現象だが、時々ATが「サボって」4速に入らなくなる。
ATがサボるというのはもう一つ時代の古い306ですらなかったことだが、メーカーが言っている「学習機能」というのがかなりの繊細な仕組みであるようだ。
サボるの語源である「サボタージュ」はフランス語だし、出ないに越したことはないものの、トラブルではなく自己主張か悪いクセくらいに考えたい。
それくらいの気持ちがないとラテンの国のクルマとは付き合えない。
クルマも乗り手も互いにクセ者どうし、いい関係が続いていけばよい。

一週分の洗濯物を片付け、午前中に食料の買い出しに出た以外は特に予定もなく、午後からは横になって休んだ。
今日は天気も今ひとつだったし、今週は会社にいる時間が長めだったのでこれでよかったと思う。
明日は天気も回復するようだから、県議会議員選挙の投票を済ませて春の街に出てみたい。
桜も見ごろのようだから、時には相棒には休んでもらって久しぶりに自転車で出てもいい。
たまにはクルマでは見られない景色というのもいいだろう。
ひと月ぶりにデジカメ君にも活躍してもらって一日楽しみリフレッシュしたいと思っている。

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一事が万事

2011-04-07 21:51:24 | 日記
今日は本来であれば箱詰めのほうを担当することになっていたが、自動倉庫を担当するはずだったH氏が社外での折衝のため出たり入ったりの一日になることが分かった。
朝の打ち合わせの時点では代わりが誰かの伝達はなく、そのまま関東の中継拠点への在庫送り込み作業に入った。
あらかた作業も終わった段階で通常出荷の準備に入ったが、四人で回しているうちのH氏と私を除くIW氏とKU氏の二名は別の仕事でもあるのか自動倉庫に近づこうとしない。
さては、と思って当番表を確認したら、H氏と私の名札がこっそり入れ替えられていた。

急用ができた担当者の代わりに入るという大事なことでさえ一言の伝達もないというのはいかがなものか。
今日の一件だけでなく、一事が万事このような「なし崩し」で物事が進む現状はお寒い限りだ。
たった一言あるとないとで仕事を実際にやる側の心持ちもずいぶん違ってくる。
そこを怠けるから、立場の低い若手は当然として年長の男性陣にも女性陣にも尊敬されないし、時には年長者から「大目玉」を食らうことになるのだ。
仮にも一部上場企業の社員として恥ずかしくないレベルに、今からでもいいからたどり着く努力をしてほしい。

私が単なる派遣社員としてわずか数ヶ月ながら今の職場に世話になった時からもう4年が経とうとしている。
その頃はわが社の製品に関して世の中の追い風要因もなく、一日の仕事量としては今よりはかなり少ない状態であった。
女性陣あたりは残業するような場面がほとんどなかったように記憶しているし、月初などの繁忙日も今はもう取り入れることができない「日雇い派遣」の人間を多数動員して早々に終わらせていたと思う。
現在は製品価格の改定や行政府の推進策もあって飛躍的に注文が増え、長くいる人でも経験のないような多忙な部署に変わっている。
環境がまるで変わっているのに、現場を仕切る側の意識がその頃のゆるい感じのままであるような気がして、私自身は危機感さえ覚えているところだ。

特に現場を仕切るIW氏については、責任感から休み時間もほとんど休まず働くのはけっこうなのだが、たまには「タバコ場」あたりに来て年長の男性陣ほかの社員とのコミュニケーションを取るべきである。
仕事とは関係のないバカ話もしながらコミュニケーションを取って互いの気心が知れてくれば、仕事上で多少の無理も言いやすくなるはずだ。
仕事中の会話が、「指示する指示される」だけというのはいかにも寂しい。
事あるごとに人の使い方が軽いとかヘタだとか陰口を叩かれる原因は、ひとえに自分の指示で動いてくれる人とのコミュニケーションを取る努力もしないまま、指示すれば動いてくれて当たり前だと思っているところが全てと言っていい。
周囲の人間を「アタマカズ」としてしか見られないのなら、管理者としてのその先はなかなか厳しいだろう。

日も長くなりようやく春らしい気温にもなってきた。
週末の時点で見ごろまでいくかどうかは何とも言えないが、桜もチラホラ咲き始めている。
今年の花見では、普通の生活ができているありがたみをただただ噛み締めることになりそうだ。

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静かに終了も

2011-04-06 22:19:40 | 日記
会社に着く前に近くのコンビニに寄ったら、高校時代からの顔見知りであるHI君にたまたま会った。
スーツを着ていたが、仕事がらみのゴルフが今からあるとのことだった。
また、同じく高校時代の知り合いであるHA君がフェイスブックに登録しているということも話してくれた。
フェイスブックの中身を私はよく分かっていないのだが追い追い確認はしたいと思う。

HI君とは昨年11月の初めのほうに富山市内で飲んで以来、年賀状のやり取りだけはあったが一度も顔合わせはなく、メールの往復すらなかったのでずいぶん疎遠になっていたものだ。
本人は本欄にはあまり興味がないと私を目の前にして言っていたくらいなので、クルマを替えたことなどは知らないままのようだ。
同級生は皆40歳となり、忙しい盛りといえばそうであるし、家庭を持っている人間が大多数であることから、そういつもいつも顔合わせができないことは仕方がない。

さて、今日の仕事は月明けの三日間に比べてわりあい静かに流れた。
自動倉庫は別の人が当番だったので、ひたすら箱詰めと入荷の対応で過ぎた。
連日箱詰め終了が18時半などというひどい事態になっていたが、今日は17時ちょうどくらいで収束した。
ただ、契約している外部倉庫からたくさんの入荷があり、出荷が終わった後はそれらを自動倉庫などに入庫する作業に時間がかかることになった。

入庫自体は18時半に終わったので同期のM氏と帰ろうかと思ったら、中間のKU氏が明日の準備を少し手伝ってほしいということで結局19時までいた。
いつもは準備作業は手伝わないで帰るのだが、たまたま私が電動フォークリフトに乗っていたことで、ついでとばかり運び屋をさせられることになった。

ラクをするために使えるものは何でも使うKU氏の図々しさは今に始まったことではないが、いつもは正社員連中だけでやっていることにM氏と私の二人を巻き込んだことで当然ながら部署としてのコストを上げてしまったのが悔やまれる。
ただでさえ間接部門で直接は利益を生み出さない部署にあって、考えナシに余計なコストがかかる要因を作っているようでは情けない。
毎日見ていても少しでも早く終わろうという意識でやっているようにはとても見えず、いわゆるコスト意識というのは全くと言っていいほど持ち合わせていないようである。

各人の残業限度時間というのは月単位で決まっていて、中間の正社員の数名は毎月当然のようにオーバーしそうになるため、締め日直前には若干の「調節」が行われている。
各人の意識として「オーバーしそうなら調節すればいい」という感じになっていて、「締め日間際に調節しなくてもいいように普段から努力する」ということになっていないのが大きな問題だ。
女性陣からも「残業やり放題」などという評判が漏れてきている中、正社員の特権とばかりに残業のための残業を繰り返していないか今一度チェックしてもらいたい。
仮に不採算部署のレッテルを貼られたとして真っ先に切られる対象は社歴も浅くて立場の弱い人間である。
正社員の意識の低さのためにこちらが犠牲になるなどもってのほかである。
残業はあくまでイレギュラーなものという感覚が抜けない限りは、部署としての大きな発展は望めないのだろうと思う。

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お呼ばれしたワケは

2011-04-05 22:33:13 | 日記
昨日書いた通り、今朝は本来の時刻より一時間早出をして準備作業をした。
本来ひとりでもまかなえる分量を同期のM氏と協力しながらこなしたのでキツくはなかった。
朝のラジオ体操の時点で作業はわずかに残る程度で済み、その後はそれぞれ通常の業務に戻った。

早出がある条件としては当然「前日にすべき準備作業が完了できなかった」ことが前提で、やり残した分量を勘案して、誰がどれだけ早目に来るのかが決められる。
今までどんな状況であろうと、早出の準備作業は中間層の正社員である三、四名がつかんで離さず下の人間に声がかかることはなかった。
今朝、今の今まで声がかからなかった二名が呼ばれたのは、某品目の大量出荷がその直後に控えていたという特殊要因のためだったようだ。
通常私たちが呼ばれない日は、準備作業でピックアップした製品は定時に出勤してくる女性社員が所定の場所に格納していくのだが、今日はそれを待っていては後々の作業に大きな影響が出るので、ピックアップは私たちがやり、格納するほうにその三、四名が張り付いて早々に終わらせたというわけだ。

つまり、正社員連中が自分たちで握り締めるがごとくに他に回さなかった仕事をこれからは回してくれるというナマ優しい話ではなく、今日のようなよほどの要因があったために半ば仕方なく呼ばれたというのが実態のようだ。
今日も出荷が忙しく準備作業は完了できなかったが、明日の朝は中間層の一名のみが二時間ほど早く出て作業をする。
今日も明日も作業量としては似たようなものなのだが、明日は今日のような特殊な要因がなく、格納のほうは女性陣に任せてもいいということで私たちは呼ばれないことになった。

こうして考えると、基本的に朝の準備作業は依然として正社員連中で独占という構造が変わるわけではなく、私あたりが呼ばれるとすれば、よほど彼らだけでは収まらない場合に「アタマカズとして」というのが実際のところだろう。
残業手当もさぞやたくさんもらえてうらやましい限りであるが、給料のベース自体が違う人たちがここまで露骨なやり方でカネを欲しがって何のオトガメもないというのがわが部署の根深い病理としてある。

そんな中間の正社員のバカさ加減をトップのYAマネージャーは内心は冷ややかな目で見ているが、現場リーダーのKA氏が事あるごとに彼らをかばうような言動を繰り返すため、YA氏は静観せざるを得ず、中間の連中はますます増長するという悪循環が起きている。
いかにも体育会系で頭の単純なKA氏は、同じような系統の、表立って上の立場には反抗をしない中間層の人間がかわいくて仕方がないといった風情である。
職場のナンバーツーと中間層がガッチリとスクラムを組んでしまっている今の体制では、正直よくなるものもよくならないと思われる。

私がしかるべき立場なら時期を見てリーダー陣総取り替えをしたいくらいだが、なにぶん今の立場ではとにかくしっかりとした仕事ぶりを見せていくことで余計なことを言わせないこと以外に気持ちよく働くすべはない。
幸いトップのYA氏が私やM氏を厚く信頼してくれているので、それも心の糧にして日々を明るく乗り越えていきたいと思う。

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明日は早出

2011-04-04 21:35:46 | 日記
月初のニ営業日目ということで、仕事量は格段に多かった。
今日は中間職のKU氏が不在だったこともあり、金曜に続いて自動倉庫を担当した。
エリアリーダーであるIW氏が一瞬手を付けそうな感じはしたが、朝の段階で役目を譲ったところで午前の早い段階で結局私に回ってくるのは目に見えていた。
同じことをするにも、言われてやるのと自分からやるのとは疲れ方が違う。
土日をはさんで体はフレッシュな状態であったのでしばらく自動倉庫に張り付いていたら、IW氏は「悪いけど今日も頼むわ」と言って別の持ち場に消えていった。
もともとあまり自動倉庫をやりたがらない人であり、本心は「ラッキー」といったところだろう。
結果、最も体力的につらいセクションを三連投することになったが、やる気のない人が担当するのは自動倉庫にも失礼だからこれでよかったと思う。

一日通してみると、案外と言っていいほど自動倉庫のほうは楽チンで、夕方近くになって本部からやたら小出しに業務指示が飛んできてイライラした以外はスムーズに過ぎた。
それでも最終的には翌日の準備作業を半分以上残したまま今日を終わることになり、明日はやや早出をしてその準備作業に関わることになった。

今まで早出の準備作業というと、中間の人間で勝手に担当者が決まってしまい、下々の私や同期のM氏には声がかからなかった。
正直それほど体力的につらいものではないながら当然手当も付くので、彼らにとっては「オイシイ」ということで下々には回らず独占されてきた経緯がある。
口ではしんどいしんどいと言いながら、たとえ前日が夜の10時11時まで残業になっても早出はどうしても離さなかったことから、やむを得ずというよりはむしろ進んで引き受けていたと見てよい。
それが今回ようやく私とM氏に声がかかったのはどういう風の吹き回しかは知らない。
今まで既得権益のごとくに進んでかぶっていた仕事を下の人間に回してきたことは一つの進歩なのか、よく早出をしているKU氏がたまたま不在だったからかのどちらかであろう。

個人的にはいつも早めに自宅を出ている関係で、普段より20分ほど早く出る程度で間に合う。
M氏も今日の忙しさで疲れはあるはずだが協力をしてくれるというので、二人であれこれ言いながらやっていれば一時間などあっという間だろう。
明日も忙しいようだし、いいウォーミングアップ代わりになればよい。
私にとっては「一年目」の締めくくりの月でもあり、体の許す限り、できるだけ悔いのない形で過ごして、月末の大型連休になだれ込んでいきたい。

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