写真手前の稲は既に刈り取られ秋草が生えていますが、奥は晩稲らしくまだ残っています。今年の夏は猛暑つづきで日照時間も長く水稲にとっては豊作型の天候でしたから稔りは上々のようです。
正面の低い山脈は宇土半島の山々で、三角は右先端部に位置します。山脈の手前には有明海が入り込んでいるのですが、写真には写りません。
この稲が刈取られてしまうと刈田の風景が広がりますが、それもほんの一時の間でやがて単調で変化に乏しい冬田の景に変わりそれが翌春までつづくことになります。
わたしはこの近くの専行寺で行われる古文書の会に月2回通っているので、この辺りの風景には四季折々親しんでいますが最も趣深く感じるのはやはり秋の田ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます