古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会9月例会   2022-9-19

2022-10-07 21:33:58 | 鶴亀句会

鶴亀句会9月例会 平川礁舎選

句会場         コロナ蔓延のため紙上句会となる

出席人数  10 人

選 者   平川礁舎(俳誌「松」会員) 

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  秋晴れ

 

前に阿蘇後ろに久住すすき原    和作
秋の日に家並みあかね染まりけり  〃


猫一匹女一人の月見かな      優子
秋晴や八十才のとある日の        〃


コンサート跳ね駐車場の虫時雨   洋子
秋水や模擬富士古今伝授の間     〃


あと少し歩いてみやう秋の晴れ   宣子
かはたれの庭に鈴虫放ちけり     〃


子が親を説教するや秋暑し     武敬
長き夜の歌謡曲こそ楽しけれ     〃

惜別の「ゴッドセブザクイーン」秋の虹  小夜子
秋晴の冨士の雄姿を機上より        〃


匂ひ立ち新米踊る土鍋かな      純子
ペン転げこくりこくりと夜長かな   〃

秋晴や長くバス待つ老夫婦      一九
病室の消灯よりの月あかり       〃


台風の去って鮮やか普賢岳      良一
秋すだれSDGs少しでも        〃


秋声や昭和の頃の黒電話       礁舎
天井の水明かりして秋の寺      〃


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