昨日は低気圧と前線の通過に伴い、台風並みの風が吹き荒れました。
それでも宮本町M邸の屋根や美沢町N邸の外部防水処置が終わっているので一安心です。
本日は昼から曇りだったので、残った屋根や外部の工事を進めました。
美沢町N邸は今週末からの構造見学会の準備を進めています。
外部の防水処理は次の通り・・
外部にダイライトを張りめぐらします。
耐力壁部分はダイライト、それ以外は石膏ボードです。
窓上の重要な部分はダイライトを張っています。
ダイライトやボードの上に防水紙(タイベック)
を貼っています。
窓の部分はビニールシートを下部に回してから、
サッシを取り付けます。
サッシを取り付けたら、
周りに防水テープを貼り、タイベックに密着させます。
これで、サッシ周りの防水処理は終了。
でも、それだけではなく、サッシの上にキリヨケを回し、
風雨にさらされないように工夫します。
伝統構法のウィークポイントである、
突き出しホゾや渡りアゴの外壁から出ている部分は、
周りをコーキングし・・・
防水テープで巻きます。
さらに、キリヨケをこの上に設けます。
雨仕舞に関しては、念には念を入れています。
防水テープを使って、更に屋根やキリヨケ、鉄板見切りといった2次的な手法を行うことで、水の浸入を防ぐ努力を惜しみません。