べんりや日記

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パラペットに溜まった水

2007-09-21 13:49:21 | 1時間耐火の増築~本町K邸


本日も雲ひとつ無い快晴。
気温も34℃・・
来週も1週間はこの天気が続く模様です。
もう9月も末というのに、残暑が続くのもめずらしい・・(というか、予想どおりなのですが)
要は1ヶ月気候がずれているのでしょう。

そのお陰で、来年の新築の木材は乾燥が順調。
さらに本町K邸の外壁塗装工事にも良好な天候です。

写真は、本町K邸の既存鉄筋コンクリート部分のパラペットです。
所々に、亀裂が入り、コンクリート内部に溜まった水が滴り落ちています。

屋上は防水し直したので、上からの漏水はないのですが、いつまでも雨水排水部分の水が止まらず、おかしいと思っていたら、これまで溜まっていた水がパラペットの亀裂から出てきていました。
屋上コンクリートスラブは湿った状態のようです。

パラペットの外側に面した亀裂部分から入った雨水が長い間、溜まっているようで、滴った部分は白化を起し、「鍾乳石」のような柱状の固形物まで形成しています。

パラペットの外側に弾性塗装を施し、そこから雨水が入らないようにしなければなりません。
また、軒天部分から溜まった水を抜くように着色のみの通水性を考えた塗装を行います。

ビル等の鉄筋コンクリート造、鉄骨造の場合は、殆どがこのような構造なので、同様な改修を行わなければならないでしょう。
長期間の老化現象を考慮した設計と改修工事の確立が必要です。
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