べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

目地が白く・・

2007-09-20 21:32:14 | 長岡市深沢町 山の木


毎日、30℃を越す真夏日が続いています。
いったい何時まで残暑が続くのか見ものです。
今週いっぱいは続くらしいですが・・

おかげで、外壁の羽目板が予想以上に空いてきました。
写真は深沢W邸の杉羽目板ですが、よく見ると、実(さね)の合わせ目の色の入らなかった部分が出てきていて、白く見えています。
主に、東面、南面の日の当たる部分です。
北面や西面の日陰になる部分は、全く大丈夫でした。


お客さんに、
「塗装屋が下手だ」

と言われましたが、いくら上手くても、実の中まで100%塗料を入れられるわけがない。
天然の木を相手にしているので、空いても仕方がないのですが・・
塗装屋さんに聞いたら、他でも同じ現象が起きているとの事でした。

今年は真夏の頃よりも、長引く残暑で予想以上に乾燥が進んでいるようです。

現在は、塗装屋さんに目地部分に塗料を塗ってもらい、白くなっていません。
一番空いた時に塗ってあれば、ひとまず安心でしょう。
これから空気中に湿気が出たり、雨が当たると、羽目板自体が膨らんできます。
そのときに、目地がピッタリとくっつくくらいに調整してあります。

これが完全乾燥中にピッタリくっつけてしまうと、膨張したときに羽目板が互いに押し合い、弱いところの釘が抜けたり、割れたりしてしまうのです。
羽目板の面積が大きければ大きいほど、膨張の長さは増えます。

なので、適当なところで縁を切って、ジョイントしています。
「遊び」の部分を設けないと、あとで思わぬこととなります。


こういう見えない工夫がしてあるのよね、ウチの建物って・・
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