べんりや日記

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小屋裏工事

2010-02-01 18:04:49 | 1階が車庫の家(越後杉の伝統木組)
先月は寒気連続して入り込み、1月としては積雪が多い年となりましたが、最近は落ち着いてきています。
先週末は穏やかな日が続き、積もった雪もかなり消えてきています。

ただし、今日の夕方あたりから今週は雪模様のようで、注意が必要です。

昨日は「藤川建設友の会」主催の「藤川さんを長生きさせる会」が塩乃谷鮮魚店にて開かれ、お客さんから励ましの声を頂きました。
ありがたいことです。

当社の作る家の共通項も見え、今後の営業展開にも活かせるヒントも得た貴重な会となりましたが、その報告はまたの機会に・・・(またか・・)

さて、最近、美沢町N邸の現場進行の状況を殆ど上げていなかったので、どうなったか・・・
実際、順調に進んでいまして、掲載する内容が溜まりに溜まっている状態です。




ロフトになる部分に荒床を貼るため、「根太(ねだ)」を並べています。


構造用合板24ミリを貼る場合、3尺於きに横架材があれば、それに並べていくのが普通なのですが、その中間に根太を引いています。
24㎜合板といえども、3尺も飛ばすと真ん中がダレてしまう・・・
そういう懸念から中間に押さえを設けます。(念には念を入れる)
大工には、
「そこまでしなくてもいいんじゃないか?」
と言われていますが、合板の糊もどこまでもつのか心配なので・・・



2階の広い部屋で合板を木取って、ロフトに上げています
ダイニング天井の丸梁が美しい・・(これはそのまま見せて仕上げます)


合板を並べています




ロフト上に合板を並べ、さらに吹き抜けとなる部分に
合板を並べて足場を良くしてから、3階部分の工事を行っています。
妻の壁部分に丸く穴を開けていますが、
上は小屋裏換気口に使い、下は部屋の換気扇になります。
(外から見たときに形良く配置してます)


ロフトは1.4mを超えてはいけません。
超えたら3階建になって構造設計書が必要になります



壁に断熱材を入れています
高さの低い部分での作業は大変です・・・


今回の断熱工事は次世代省エネルギー基準をクリアしようと思っています。
長期優良住宅では必修ですが、この建物は伝統木組みのため、金物を使わないので、長期優良住宅にはできません。(木組みなので、それ以上の耐久性なのだろうけれど・・公に認められてはいません・・)
その他の性能は長期優良住宅を目指します。

オール電化で蓄熱暖房を使うので、断熱性能をなるべく高めてやったほうが保温が効き、燃費の効率も上がり、環境負荷も軽減できます。

床にはグラスウール32kg品の80㎜
壁はグラスウール16kg品の100㎜
天井はグラスウール10kg品100㎜を二重に入れます。

グラスウールを採用しているのは製品単価を抑えるためと、再利用が容易な素材だという点から採用しています。
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