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曙町K邸の外装塗装工事を行っていますが、建物に付属の風除室の屋根が破損していて、メーカーに問い合わせたところ、既に生産中止で部材も無いという事で、補修が難しいとの回答でした。
とは言え、この部材が無いと雨水が流れっぱなしになってしまう・・
・・という事で、「自作」することと相成りました。
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風除室の屋根の木口の部材が破損していました。
雨樋の役割をしている部分で、これがないと雨仕舞が悪い
鳥が巣を作っていた形跡もありました
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まず「型」をとります
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材質はアルミパネルを選びました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/df/4161e5ddfb5c8fb0de578c59420b69bc.jpg)
アルミパネルに型を写して成形していきます
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パーツが出来上がった!
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現場で取り付けを行います
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プラスチック製の下地をアルミ部材に打ち付け
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自作したパネルをビス止めします
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雨樋部分にも同様に下地を設置して
コーキングを充填します
この辺りは実際に組み立て工事の経験のある人でないと分からない・・
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自作部材を取り付けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1f/8e30bbecfb37ac95dd0d990ab8fa4b34.jpg)
取り付け終了
こういった修理はメーカーで行うと、かなりの高額で請求されます。こちらは「現場監督」でありながらイレギュラーな工事もこなしてしまうので、管理費内で収めてしまう・・
築年数が古かったり施工後何年も経つとメーカー対応できない場合があり、最悪は撤去か新品を進められるのでしょうが、なるべくならば補修して経費を抑えたい所です。
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