べんりや日記

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車庫直し工事

2010-01-18 20:33:31 | リフォーム奮闘記


久しぶりの晴れ間を見せた1日でした。

昨日まで、新潟県は大雪に見舞われ、中越地方の上越線や信越線、只見線は積雪のため、運転が見送りになる事態でした。
長岡の山沿いで積雪2mを超し、湯沢では3mまで達する勢いです。この2~3日は冬型の気圧配置が緩み、一休みというところですが、今週末より再び寒波が繰るとのことで、予断を許しません。

長岡市街でも、積雪は1.5mを越している地域もあるので、方々で雪下ろしが始まっています。
先週末に雪下ろしの依頼が来ましたが、今週に入って更に何件か入り始めています。
次の大雪が来る前に降ろしたいという人が多いのもうなずけます。

次から次へと押し寄せる寒波に襲われる今年は、明らかに、

      「暖冬ではない」

と言い切れるでしょう。


新年早々、大雪の影響で深沢町W様の旧国道沿いの車庫に車が突っ込み、シャッターが外れて、柱までも破損するという大事故が発生したという知らせを受け、保険屋さんと調整しながら工期を待っていましたが、今週から補修工事を行うことになりました。

車庫全体がゆがんでいるため、積雪による変形も気がかりでしたが、ようやく大雪も収まり、シャッター撤去から躯体の直し、補強まで進み、一安心といったところです。



シャッターがゆがみ、柱や土台がずれています。
左右に8センチずつ動いていました。


ジャッキ揚げをしながら、チェーンで引っ張り、
建物の歪みを直します。


梁をジャッキで揚げ、チェーンやワイヤーで立て揺れを直す様は、地震の復旧工事以来です。(いや・・古民家の再生で一回やったか・・)10トン・ジャッキを何台か駆使して間直しレンチで締めながらの作業は、手馴れていても小規模の大破した躯体を直すのは一苦労で、根性が要る作業です。

      「意地でも直してやる」

という気迫で工事をしないと、なかなか正位置に戻ってくれない。
よほどのスピードで車がぶつかったのでしょう・・・・




柱を直したら、次は基礎、土台の足固めです。
一回ブロック基礎を解体して、左官屋さんに基礎を作り直してもらいます。
浮き土台の形式で作っておきます。
この辺りは、伝統構法の応用で、役に立ちます。


破損した柱の脇に「添え柱」を設けました。


この後、左官屋さんやシャッター屋さんが入って、終了となります。
大工は、明日は雪下ろしが待っています・・・・
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