新潟県中越沖地震が起ってから、1ヶ月が過ぎました。
罹災したお客さんの家の調査ということで、先週の土曜日に柏崎へ行ってきました。
地震後の柏崎は2度目になります。
前回は、メインの国道8号線が大積地区より寸断されていたので、比較的被害の少なかった地蔵峠から西山町を経由して柏崎に入りましたが、今回は、国道の復旧もすすみ、国道8号線からすんなりと柏崎まで行けました。
途中の曽地峠を越えた付近から、地震の爪あとが残っている状態で、至る所の道路や家の屋根にブルーシートが張られていました。
中越地震のときも、このような風景が見られ、なんだか懐かしい感じがしました。
応急処置のブルーシート張りは、余震の中、職人が命がけで屋根に上がってかけていきます。
シートを張って風雨からとりあえず、守ろうというところですが、意外と大風で飛ばされます。
まだ、夏も終わりで、台風はこれからというところですが、秋の台風のシーズンと冬に掛けての発達した低気圧による大風が懸念されます。
特に、柏崎は強風が吹き荒れる地域で、その対策のために、瓦屋根が多かったのがこの地震によって被害が拡大した一要因となっています。
解体するか瓦を葺くまで、しばらくこのままにしておかなければならず、職人が何時入るかわからない常態でしょう。
瓦屋さんが早く入ってもらうのを願うばかりですが、県や公共団体の支援制度はこれから整備されていき、あまり早く対応しても支援が受けられなくなってしまいます。ただ、9月を過ぎ暮れも押し迫ってくると、どんどんとひっぱりだこ状態となり忙しくなってきます。
そこへ来て公共の支援制度は、決まると期限がつけられて、大変になります。
まだ夏なので余裕の感じがありますが・・
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