連日34℃を越す真夏日が続いております。
室内温度は37℃、湿度は40パーセント、いよいよ乾燥に適した季節の到来です。
暑い最中、梁みがきや渋抜き、柿渋塗りを実施しています。
小屋裏は、サウナ状態で、1分も作業していると、汗でいっぱいになります。
梁を磨くのは、ランダムサンダーで、(紙やすりが回転して、削る)その振動は1時間もすれば手首がしびれ、耳はキーンと耳鳴りがするようになります。
でも、仕上げるのに夢中になると、そういうのや暑さなどは全く感じなくなります。
帯のこのスジや渋、ほこりで汚かった梁を仕上げていくと、きれいな木目と赤みと光沢が出てきます。
こういう、過酷な環境で、汗水流しながら梁や柱を磨いていく・・
まさに、大工の根性の見せ所でしょう。
(夜のビールが旨いか?)