べんりや日記

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荒れた竹林伐採します

2009-11-10 19:18:23 | CO2を25%削減
もう7年も前の記事ですが、私の会社で炭焼きを始めた頃の話です。


読売新聞 新潟上中越版 2002年1月16日(水) 掲載


長岡 民家などに建設会社がボランティア

炭焼き行い、竹炭として販売開始


荒れ放題になっている竹林を保護するため、長岡市の建設会社「藤川建設」が、手入れに困っている民家の竹林をボランティアで伐採し、竹炭にして販売する試みに取り組んでいる。
竹炭づくりを思いついたのは同社専務の藤川隆さん(32)。藤川さんは一昨年夏、環境問題の講演会を聞いたことがきっかけで、環境保護に関心を持つようになったという。

まず、木造住宅の建築現場から出される廃材を利用できないかと考え、昨年夏から、炭焼きを始めた。同市高寺町の作業所内にドラム缶を使った炭焼き窯を設置、これまでに約40俵分の炭を焼いて、得意先などに配っている。
竹炭づくりはこの取り組みを一歩進めたものだ。昔は民芸品などの材料として竹が使われたが、近年は利用される機会が減り、同市でも竹林はあちこちで荒れたままになっているのが現状という。「竹林は地震には強いが、密集しすぎると、土砂崩れなどに弱い」と藤川さんは語る。

手入れに困っている民家を探したところ、知り合いの材木屋から同市宮本堀之内町の竹林を教えてもらった。所有者の承諾を得て、先月中旬から、同社社員が竹の切り出しを行い、計50本を伐採した。
竹林の持ち主の中野シズさん(74)は「竹が隣家に覆いかぶさるほど茂ってしまった。以前は私が少しずつ切っていたが、危険だし、高齢なのでもう無理。伐採してもらって本当に助かった」と話す。

竹炭は、消臭、除湿、水質浄化などに効果があるとされる。同市や三条市で、竹炭を置く雑貨店なども見つかり、販売も始まっている。
仕事の合間を縫って竹を伐採し、炭焼きを行うため、作業量に限界はあるが、藤川さんは「将来は環境保護団体などと協力し、組織的な活動に発展させたい」と話している。


炭焼き特集へ・・

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