住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

ベトナムの人

2010-06-17 20:54:45 | 我家の歳時記


本日は講師の日だった。その帰り道。

町田の本屋に立ち寄ってみると、以前、木工教室でお世話になった前川秀樹さんの作った「旅する灯台」が来てた。
これはアノニマ・スタジオのブックフェアの一環で、いわば旅の途中。あちらこちらを廻っているらしい。。。
思いもよらぬところで、ふと出会うのは、まさしく旅!

あれおかしいな~

旅をしているのは灯台のほうなのに、なんだか自分が旅をしているように思えてくる。

まあ、自分の仕事は、明日さえもどうなるか解らないフリーランス。日々が旅みたいなもんか~



家につき、休む間もなく、今設計している住宅の構造について構造設計士の事務所に相談に行った後、事務所に戻れたのが意外に早く、まだ外も明るかったので、急遽、娘とバトミントンをする。

そして日没コールド?の後、あまりに暑かったので、オートバイを引きずり出し、娘と2人でそこら辺をぶらぶら走り回る。。

これが意外と涼しい。ちょっとした夕涼みだ。

そう言えば、ベトナムに行った時、夕方になるとどこからともなく2人~5人乗り(中には6人ぐらい乗っているのもあった)の家族づれのオートバイで、町中がいっぱいになってたっけ。
あれも夕涼みだったと聞いた事がある。

我ら、ベトナムの人?

我ら、やっぱり旅してる?

そんな、なんでもない日常が、結構気に入ってたりする。

=戸田晃建築設計事務所=