夕方、日が落ち切らない頃の銭湯は気持ちいい~
といってもレジャーではありません。地下水を利用したお湯を感じ、併設の水風呂を体験するのが使命。あくまでも仕事の一環なのです!
しっかりとリラックス、いや、調査してまいりましたぞ。
ここ神楽坂には2件の銭湯が残っている。こんな街なかに2件もあることに少々驚き。しかもまだ夕方5時だというのに、結構混んでいる。。
外観は伝統的な破風つくりのその内部の天井は6mはありそうだが、そこに特別何があるというわけはなく、いうなればただの空間。銭湯ではめずらしくないが、場所柄を考えるととても贅沢なことに思えてくる。
そしてこの何もない空間はよい。何もないから気持ちよいのかもしれない。
しかし、この外観は少々もったいない。
昔は、道路から、建物全体がきれいに見えたんだろうな~
大きな道路沿いは比較的大きな建物が建ちやすい。
建築の法律でも、火事や地震にに強い、現代の建物に建て替えることを奨励している節もある。
その結果ということではないとは思うが大きな建物に押され、この様な建物が、ひっそりと姿を消してゆくのは寂しい限りだ。
ちなみに第一は阿佐ヶ谷にあり、、第二はかつて羽田にあったらしい。
=戸田晃建築設計事務所=