summer diary

日記らしきページ

今後はまだまだ大変な時期

2020年07月04日 | Weblog
 東京都では今日も130人のコロナ感染者が確認されている。
これで、3日間連続で100人を超えた状態だ。 これは、徐々に右肩上がりの感染者数を見ていただけで、いずれは近い内に100人150人、さらには最悪200人を超える感染者が確認されるだろうと、以前のブログでも書いている。
それにしても、100人を超える日がかなり予想より早い段階で表れている。 さらに、100人を超えた日から連続で増加している傾向でもあり、これは相当に危機感を高める必要があるだろう。
政府や東京都は感染者の6割以上が軽症者、無症状なので、あまり危機感を抱いている様子はない。 その中でも夜の街関連なんていうような何か特定の場所と言う意味合いで認識しているけど、夜の街関連であろうと、そうでなかろうと、若い世代の感染者が増加傾向になるのは、これは相当に深刻な問題だろう。
若い人の行動範囲はかなり広く、夜の街で感染したと特定できるだろうか?❔
無症状の人の感染経路は不明と同じだろう。 たまたま、ホストやキャバレーに行っていた人が多かっただけ。 そうした人は日中でも市中で行動をしている事は当然だし、職場、家族との接触があるのは明白だし、今後、こうした軽症者、無症状の感染者が他人へ感染させるリスクは相当に高い。
さらに、これに合わせて、大阪、各県などの感染者も徐々に確認される傾向になっている。 恐らく、今後数週間以内には全国的に再び自粛要請が発令されることは予想するに難しくない状態だ。

コロナ感染は当然、脅威だけど、昨日は九州で猛烈な雨が降り、気象庁は4日午前4時50分、熊本県と鹿児島県(奄美を除く)の自治体に大雨特別警報を発表した。 
すでに、死亡、行方不明者も確認される事態になっている。
河川の氾濫は近年は毎年のように起こっている。 毎年のように、100年に一度の災害というフレーズを聞くことになる。
気象の変動は近年は顕著になっている。 これは日本だけではなく、世界的な現象で、地球温暖化は人間の文明社会が齎した地球環境への悪影響と言っても良いだろう。 科学者の中には、地球温暖化はそれ以外の要因が大きいと言う見解もあるけど、やはり、これまで地球の気象や自然環境を無視してきた物が、ここにきて、徐々に表れて来たのだろうと予想出来る。
人間の身体と同じで、病気は一気には現れない、癌でも無症状の時期が長く、身体に異変を感じるまで肥大した時期には手遅れとなるケースが多いのである。
 
健康診断で初期段階で発見された場合には早期治療も可能だろう。 しかし、凡その癌発見は、身体に異常を感じた人が受診して発見される。
私の姉の旦那もほとんど違和感が無い日常生活だったけど、違和感を感じてから、受診して、癌が発見された。 その時にはすでにステージ4レベルだった。
そうなると、治療は最終段階になるし、闘病生活とは一生離れることが出来ない状態だし、相当に苦しい思いを続けることになる。

これは地球も同じで、自然環境は今始まった訳ではない。 産業革命からすでに兆候があり、本来なら、その時点から人間は経済的な豊かさ以上にもっと大切な物。それは、人間が存続するこの地球への配慮だ。
しかし、本来、人間の利己主義はそんな現象が無い時に認識するほど利口ではない。  現在のように、毎年異常な気象現象が起こるまで、世界的な環境破壊が目に見えるまで、本当に向き合って地球環境を治癒することに無関心だった。
最近、地球環境に関して、スウェーデンの16歳グレタ・トゥーンベリさんが声を荒らげ、世界の首脳達へ気候変動の影響を最も受けるのは自分たち若い世代だと訴えたのは記憶に新しい。 

当然だけど、これまで、本当は誰もが地球変動が起きていることをある程度は認識しているだろう。 当然だけど、各国の首脳人達は毎年のように災害や世界的な温暖化の傾向、科学的なデーターでも示されている事は知っているのである。
それでも、地球環境を治癒する意思よりも、さらに経済的な維持、向上、さらには、国家間での争奪戦を繰り返している。 
当然だけど、特に先進国の生活レベルは地球環境への悪影響で溢れている。
人間の欲望のままに生きてきたツケが最近になって、形となって帰ってきているのだろう。 

九州の災害だけではなく、今年もまだどこで100年に1度の災害が発生するか分からないし、おそらく、数か所で起こるのは間違いのない事実と成りうる。
地震も心配な要素だ。 最近は日本列島の各地気で今はあだ、震度4,5レベルだけど、いつでも大型の地震が発生してもおかしくないと言う専門家の意見もある。
新型コロナ感染もまだ世界レベルでも拡大傾向が続いている事を鑑みると、日本の感染者も第2波は必ず来る。 人間社会は今後、こうした自然界からの脅威に苛まれる世界が展開する。 ウイルスだけではなく、自然災害、さらには原発や争いによって、暴発する原子力エネルギーなども深刻な脅威だろう。
人間が生み出して来た科学的な物質は、決して自然に対しては優しくない。 電気エネルギーとか、再生エネルギーとかも、その製造過程ではすでに環境を破壊する要素で溢れているのだ。
少なくとも、自然環境に対しては、人間の生活自体が今では悪以外の何物でもなくなっている。 かつての原始時代のような、自然と共生するレベル(自然動物達と同じレベル)で生存している時とは雲泥の差がある今の人間社会に危機感を抱かない方が違和感を覚える。

グレタさんのように、自分の子供、孫、曾孫の代まで今の自分の生活を維持することが出来るだろうか? 地球環境の変動はウイルスと同じように、自国だけの問題では済まないし、世界が手を携えてこの先の人間の存続と言う地球レベルの協議を全世界が真剣に論議し、世界レベルで共有し、世界レベルで地球環境を治癒する糸口を探し出す必要がある。 もう、時間は無いし、手遅れかもしれない。 しかし、癌でも、レベル4でも完治させる手立ては0ではない。 
これこそ、人間の英知を絞り出してでも、地球変動を正常なレベルに戻すために、力を合わせて一つの目的に向かうことが人間が存続する最後の知恵となる。