
季節はあまり関係ないかな、と、
アップがのびのびになってしまいました。
紫陽花祭りに出かけた際、
ついでに寄った鹿沼市の「川上澄生(すみお)美術館」。
川上澄生という版画家を
栃木県民になって初めて知りました。
興味深いのが、
彼の「初夏(はつなつ)の風」という作品を見て、
若き日の棟方志功が版画を志すことになった、というエピソード。

以前訪れた時に展示されていた版画のポストカードですが、
左が「初夏の風」です。

子供の頃横浜に住んでいたところから、
西洋にあこがれを持ち、
こうした南蛮船やランプをモチーフにした作品も。
本の挿絵なども手掛けていたそうなので、
ロマンチックな絵柄の版画もあります。
この美術館の建物は、
版画の中に描かれている洋館をモデルにしているそうです。

「初夏の風」は毎年5月に特別展示されるらしいので、
興味のある方はお寄りくださいね。

(美術館の裏側から)
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