すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

山口晃展@群馬県立館林美術館

2014-01-15 | アートなこと



久しぶりの更新です

諸々の事情により、
パソコンに向かえないことが多くなっているこの頃。
しばらくゆっくりペースになると思いますが、
気長におつき合いくださると助かります。

さて。
連休の最終日、
楽しみにしていた場所へやっと行くことができました。

それが群馬県立館林美術館。
『山口晃展 画業ほぼ総覧- お絵描きから現在まで』が13日まで開催されていました。




(美術館全景)





向うに見える彫刻・・・
宇都宮美術館にもあったあれ?




やっぱり。





太陽の陽ざしがたっぷり入る、
明るい美術館です。


昨年11月だったか、
山口さんが朝日新聞週末別刷りの「be」‘フロントランナー’で紹介されていて
たしか作風は「古典と現代の融合」というふうな紹介だった思いますが、
とても興味をひかれました。

日本人には見慣れた大和絵の技法や構図を用いた絵は、
目の前にすると、
想像以上に細かくて、
江戸以前の風俗や建物、人々に、
現代の風俗、建物、人々などが混在している、
また逆に、
現代の風俗、建物の中に
昔の建物、人々が混在している不思議空間に
一気に引き込まれました。

合戦の場に現代のツアー客がいたり、
武将が出前を頼んでお財布から支払いをしていたり、
テレビ局の中継が入っていたり、
どの絵にも遊び心が満載で、
ニマニマしながら回りました。

三浦しおんさんの小説表紙や
公共広告「江戸しぐさ」の絵も山口さんだったのですね。
あ、これも?、
という絵もたくさんでした。


幼少の頃に描いたお絵描きや、
高校時代の絵、大学時代の絵なども展示されていて、
まさに「総覧」な絵の数ですから、
とても1日で見て回るのは無謀でした。

最後に展示の最新作、
「上毛かるた」(群馬出身者なら誰でも知っている!)はじっくり見る時間がなく、
涙を呑んで展示室を出ると、
アナウンスが・・・

「山口晃さんのサイン会を行います」。

なんですと!?

すると、その場にいた人たちが一斉にミュージアムショップに突進~。
著作本・画集にサインをしていただけるということで、





私はこちらにサインをしていただきましたよ。
(芸術を理解しない例の人に見つかると、またひと悶着ありそうだけど、
この出会いは逃してはなりませんよね)





「山愚痴屋」というのは山口さんが使っている画号。
画家さんらしく、2色なのが嬉しいですね。





ご本人に了解いただきサイン中の写真を撮らせていただきました。
一緒に写真におさまっている方も多数で、
お人柄もファンの多い所以なのでしょうか。
穏やかで優しそうなイケメンの山口さんでした。

驚くほど盛況な作品展で、
たぶん県外から訪れた方もかなりと見ました。


栃木県人となってだいぶたつ私ですが、
同じ群馬県出身の芸術家には特別に反応します。
それもお隣の桐生育ちの山口さんですから。

今回、時間的に残念な観賞になってしまったので、
もし宇都宮にでも作品展が来てくれたら最高ですが、
東京であったら、
ぜひ行きたいと思います。

(山口さん、
栃木にも来てくださ~い


そのあと、
もう一つの素敵な出会いがありました。
後ほどご紹介しますね。




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