すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

江戸から現代まで、雛三昧 ~鹿沼「おひな様めぐり」・3

2017-03-03 | 鹿沼にて





昨年は街に出て
商店などに飾られたおひな様を見て回りましたが、
今年は拠点会場の「屋台のまち中央公園」と
「まちの駅 新・鹿沼宿」に絞りました。

まちの駅だけでも様々なおひな様が飾ってあって
十分楽しめるんです。
鹿沼名物など買い物もできるし。





歴史を感じるお雛様や





昭和時代の段飾り雛や





シックな草木染のお雛様や





木工の街・鹿沼ならではの
木工のお雛様。





そして
まちの駅でも「布豊(ふふ)飾り」がたくさんありました。


今回「屋台のまち中央公園 掬翠(きくすい)園」では
特別展示の雛飾りが・・・





「超大型雛御殿に江戸雛しつらえ」です。

この雛飾りは
日本初のレコード歌手・佐藤千夜子が所有していたものだとか。


左に天皇・皇后、
中に従者など、
右に東宮・東宮妃、
現在は人形の数が少なくなっていますが、
もともとはもっと賑やかだったそう。

それでもこんな立派な雛飾りは初めて見ました。





一番奥まった部屋なので
薄暗く雰囲気たっぷりでした~。


そうそう、
今朝の情報番組で
男雛と女雛の並びについて知ったのですが、
(今さら!?)
伝統的な並びは男が左、
(左のほうが位が高いとされている)
現代になって洋風の習慣に倣い
男が右に変わったそうですよ。

人形の並びとはいえ、
伝統は守ってほしいなぁ、と思いますけどねぇ。


さて。
雛めぐりイベントは地元でも行われていて
中心街の大通りでは
お店の中にお雛様が飾られているのはもちろん、
道端にもお雛様があちこちいます。

いやでもお雛様が目につき、
蔵とお雛様コラボはやっぱり捨てがたい。

来年の雛めぐりは
久しぶりに地元に戻るかも。