多くの動物の彫刻が見られる日光東照宮の中で
最大のスターはやはり「眠り猫」でしょう。
つい先日、その眠り猫をめぐる
とんでもない?ニュースがありました。
‘眠り猫’というくらいですから
猫は目をつぶっているのですが、
修復の彩色を担当した職人さんが
自分の判断で薄目を開けているように描き
昨年11月にお披露目されてから
直されるまでの1か月半
薄目の状態だったとか。
4月に訪れた時には
当然、元どおりの「眠り猫」なわけですけど。
‘お披露目’ということは
超レア眠り猫に対面した方々がいるということですよね。
なんか、ちょっと羨ましい(笑)
それにしても、
国宝を自分の一存で変えてしまえるって・・・
信じられない大胆さを持つ職人さんがいたものです。
同じく人気者の猿たちも
修復されていました。
(猿たちのいる「神厩舎」の前に立つ解説板には
それぞれの場面に込められた先人の教えが紹介されています)
生まれ変わった眠り猫と猿たちと
やはり生まれ変わった陽明門は
ピカピカのうちに見ておきたい、
と訪れた日光でした。
(日光市・日光東照宮にて)