すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

夏の塩原を巡る旅・3 ~皇室文化を垣間見る「天皇の間記念公園」

2018-08-27 | 旅は楽し





かつて塩原には
皇室の別荘として「塩原御用邸」がありました。

大正天皇が皇太子時代に塩原を大変好まれたことから
御用邸が構えられ
多くの皇族の方々に利用された後
現在は「天皇の間記念公園」として
御座所が移築公開されています。

こういう史跡は
家族旅行ではまず寄ることはできないので
(多数決で負ける
一人旅の今回は訪問のチャンスではありました。

















各部屋には
御用邸の備品などや
皇室ゆかりの品々が展示されています。

この日は時々雨が落ちてくるあいにくのお天気で
雨戸が閉められたまま。

雨戸が開けば部屋も明るく
板縁越しに庭の緑も眺められ
違う雰囲気の室内だったと思いますが、
薄暗い中での見学は残念でした。





塩原御用邸の模型。
そばを流れるのは箒(ほうき)川。

自然豊かな地にあったことがわかります。





日光の田母沢御用邸と同じく
照明は洋風です。









仕方なく雨戸付きの外観を撮ります


ちなみに
‘天皇の間’というのは
旧塩原御用邸の御座所が
塩原の人々から敬愛を込めて
呼ばれていた名だそうです。





木々に囲まれていますから
秋の紅葉も風情がありそうですね。


<7月28日 那須塩原市・「天皇の間記念公園」にて>