すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

大人の夏休み~アートに浸る那須高原の旅~・9 ~「藤城清治美術館」

2019-11-16 | アートなこと

 

(敷地内にあるチャペル)

 

‘アートに浸る那須高原の旅’、

ついにラスト回となりました。

シメはやはりアートでしょう。

 

実は「藤城清治美術館」は予定に入っていませんでした。

板室温泉の宿に向かう途中

案内板に気がつき翌日寄ることに。

 

那須にあるのは知っていましたが

どこにあるのかまでは知らず、

もし宿を板室温泉にしなかったら

訪問することがあったかどうか、で

幸運な出会いでした。

 

 

 

 

長屋門をくぐると

ケロヨンがお出迎え。

 

 

(ケロヨンは藤城さんが生みの親なんですって。

知ってました?)

 

 

あちこちで

藤城さんが生み出したキャラクターたちが道案内をしてくれます。

 

 

途中にあるレンガ造りのチャペル内の

ステンドグラスはもちろん藤城さんの作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

絵柄の一つ一つをじっくり見たくなってしまう

メルヘンなステンドグラスです。

 

 

併設のカフェ。

その右奥が美術館。

 

これほどたくさんの藤城作品を見たのは初めて。

あまりに清らかで

美しくて泣けてきます。

特に前に水が張られた大きな作品は

鏡効果が加わって圧巻でした。

 

(作品展の案内ハガキより)

 

藤城さんといえば

このようなこびとの影絵がお馴染み。

東日本大震災被災地の光景を描いた絵のどこかに

必ずこびとがいて笛を吹いたりしているのですが、

藤城さんからのエールなのかな、と思ったりしました。

(こびとは藤城さんの分身だそうなので)

 

以前、山梨の昇仙峡を訪れた際

「影絵の森美術館」の藤城清治展を見られなくて

非常に残念な思いをした、

そのリベンジもできました。

 

心が洗われる美術館なので

那須を訪れることがありましたら、ぜひ。

 

 

<8月31日 那須町・「藤城清治美術館」にて>

 

 

季節外れの「那須高原の旅」に

長らくおつきあいいただきありがとうございました。

 

いよいよ次回より‘もみじまつり’の予定です。