すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」・1

2020-02-23 | アートなこと

(「磁器の花瓶の花、燭台、銀器」)

 

 

宇都宮美術館にて

「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」が開催されています。

(明日24日まで)

 

展覧会は嬉しいことにすべて撮影OK。

受付で知り、

そおなのーー!!と

後の予定も追いやる勢いで撮りまくってしまいました。

 

そんなわけで写真多め。

よろしかったらおつきあいくださいね。

 

まずは絵画編から。

 

(左上より:「雅な宴」「聖母子」

「マグダラのマリア」「バッカスとアリアドネ」)

 

(「洗礼者聖ヨハネと天使二人といる聖母子」)

 

侯爵家のコレクションの中心となっているのが

宗教画や神話画のようです。

 

(左より「赤と白のブドウと銀器」

「アオボウシインコのいる花と果物の静物」「黒ブドウのある花の静物」)

 

花々が溢れんばかりに収まる絵は

侯爵家にふさわしいゴージャスさ。

我が家にほしいくらいのお気に入りです。

 

(「侍女と猟犬をともなうディアナ」)

 

絵の多くは装飾的な額縁が使われており、

中にはこんな凝ったものも。

絵に合わせ狩猟の獲物が彫られています。

 

(上より「オレイテュイアを略奪するボレアス」

「ケンタウロスのネッソスに略奪されるディアネイラ」

「リュートを弾くクピド」)

 

神話を題材にしたウィーン窯の絵皿は

オリジナルの絵画かと思えるほど

絵付けの技術の高さに驚きます。

 

(「リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像」)

 

美少年にも会えました。

 

(侯爵家の人々)

 

名作、秀作揃いの絵画の数々に圧倒されました。

 

 

今さらですが、

鑑賞の前に

コレクションについての紹介映像で

ざっと予習しておくのがおすすめです。

 

<2月9日 宇都宮美術館にて>