すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

国立新美術館

2013-09-16 | アートなこと



延び延びになっていた上京でしたが、
土曜日にやっと行くことができました。

向かったのは国立新美術館の「アンドレアス・グルスキー展」です。
(今日が最終日でした)






(裏面。興味のある方は大きくしてご覧ください)


グルスキーは、ドイツの現代写真を代表する写真家。

いつだったか、
「ライン川」 と名付けられた写真を新聞で見かけた時、
シンプルすぎる構図と色、
川が流れているだけの写真なのに、
なぜか視線が外せなくて、
いつまでも見入ってしまったことがあったのですが、
この人の写真であったか、と
再会が嬉しかったです。

たくさんの写真を見て、
特徴と言えるのかどうか、
‘並んでいるもの’‘繰り返されるもの’に着眼しているように思いました。
チラシ表面の写真≪カミオカンデ≫もそうですね。

自分の目に映る物に何を見いだせるかの「センス」が大切なのだ、と
ありありとわかる作品群でした。


音声ガイドは、あの浅野支店長、いえ石丸幹二さんが担当。
声を聞くと、どうしても浅野支店長が彷彿としてしまいますが、
劇団四季でながらく活躍されただけに、
なかなかよい声のナレーションでしたよ。


国立新美術館は初めてなので、
少し写真を撮ってきました。

波のように流れる曲面が活かされた外観はとても美しいですね。








館内はちょっと不思議な空間です。





大きな聖火台のようにそびえる2階部分にあるのはカフェです。





別の展示室で開催中の「アメリカンポップアート展」にちなんだ5色のソーダのうち、
トレイが赤だったので、
緑の「ミントソーダ」を1階のカフェで頼んでみました。


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