激動の昭和スポーツ史・相撲上

ベースボールマガジン社が、平成元年に発行した「激動の昭和スポーツ史」。
野球や相撲やボクシング等、各種スポーツの昭和時代６４年間の歴史を取り纏めた永久保存版の本です。
「相撲」に関しては、上巻と下巻があり、なぜか私は当時下巻しか買わなかったのであります。
その頃、私は２４歳。
そんなに給料も貰って無かったので、恐らく１冊分１，２００円を支払うのが精一杯だったのではないかと思います。
下巻は、昭和３０年から６４年までの出来事を掲載。
まあ、天秤に掛けたとき、大鵬・柏戸・北の富士・玉乃海・北の湖・輪島・千代の富士等々。
私でも知っている、現代のヒーローが沢山出て来る下巻を選んでしまったのしょうね。きっと。
しかし、あれから２９年経って、やっぱり昭和元年～２９年までの上巻が欲しくてたまらなくなりました。



ネットオークションで検索。
結構、出品されていました。
上下巻組で８００円というのがありましたが、私は上巻だけで十分です。
上巻のみで７００円＋送料というのがあったので、それを落札。
昨日、到着しましたよ。
表紙、双葉山！
脇を飾るのが、常ノ花・玉錦・武蔵山・男女ノ川・羽黒山・照国・東富士・千代の山・栃錦。
いいですねぇ。
トシを取った今、昭和初期の大相撲史にとても興味があります。
ちなみに、裏表紙の広告のモデルは、高木美保。
当時、昼ドラの女王でしたからね。懐かしい---。



一通り、読むというか内容を確認しましたが、見たことのある記事・写真ばかり。
なぜだ？
そうだ、２９年前、買えない上巻は、連日本屋に通い、立ち読みで脳みそにインプットしたのでありました。
とは言え、表紙に書いてある通り、永久保存版ですから、やっぱり実物を持っていたいですよね。