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岐阜市立加納小学校 中間研究発表会

2015-06-28 06:06:34 | 日記
昨日、岐阜市立加納小学校 中間研究発表会 に行ってきました。

この10年ほど、毎年参加しています。



研究テーマは、実践力のある子どもの育成 - 主体的に思考・判断・表現して解決できる子をめざして -


基本的なスタイルは変わりませんが、特に、「主体的に思考・判断・表現」を意識するという事でしょう。

公開1は全体を広く浅く見たのですが、公開2は社会の授業に集中しました。

その5年生の社会科授業は久しぶりに見た面白い授業でした。

庄内平野で米作りを営む後藤さんは、仲間で作る米の格付けをして、1等米を高値で販売しています。

なぜ格付けをするのかという課題に向かって、児童は友達の意見に少しずつ肉付けしながら発表していきます。
ただ、意見が割れるわけでもなく、直線的に進んでいきました。

そして、先生のゆさぶり資料。「後藤さんの米は高い。お母さんなら買う?」
ほとんどが買わないに挙手。

この頃から授業が面白くなりました。

そして次のゆさぶり発問。
米の消費は減っていくのに、後藤さんたちの農業はやっていけるか?

ここで意見が分かれればより面白かったのですが、全員が「やっていける」。
討論場面がなかったのは少し残念でした。

ブランド化し、客層を絞ればやっていけるという、産業会の一側面を表しています。

児童は、「高品質」「消費者の信用」をキーワードに児童がまとめ、その後に、海津町のトマト出荷場を取り上げました。

今回学んだことが、応用できるかを確かめます。児童は、米と関連づけて考えることができました。

理論が目に見えるような流れでした。



全体会のあとで、毎年楽しみにしている創作オペラ。

ひさしぶりに「太陽の詩」を見ました。


分科会では、社会科の発表と、質疑応答がありました。

OBの先生からの鋭い意見に、後輩を育てようとしてる気概を感じました。

「校長日記」でも取り上げました。

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