あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

6月29日の社説は・・・

2015-06-29 05:13:51 | 社説を読む
休み明け。ギリシャ問題が間に合うか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ ギリシャ問題―危機の端緒にするな
・ 新国立競技場―新たな選択肢で出直せ

読売新聞
・ 郵貯限度額上げ 自民党提言の「含意」はどこに(2015年06月29日)
・ 口永良部1か月 避難の長期化に備えた支援を(2015年06月29日)

毎日新聞
・ 骨太の方針 財政への危機感が薄い
・ 視点・安保転換を問う 抑止力=論説委員・倉重篤郎

日本経済新聞
・ 「学校信仰」脱して多様な教育を探ろう
・ 食品の地理的表示をいかせ

産経新聞
・ 原発ゼロの夏 電力危機は去っていない
・ 韓国徴用工訴訟 解決済み覆す不当判決だ

中日新聞
・ ギリシャ危機 悲劇はだれも望まない
・ 長官選改革否決 香港の民主は死なず 

※ 朝日と中日がギリシャを取り上げました。
 フットワークの軽さを感じます。

朝日です。
「ギリシャ債務危機がふたたび世界経済の火だねとなりそうだ。金融支援をめぐってギリシャと欧州連合(EU)はぎりぎりの交渉を続けてきたが、年金削減などEU側が求める厳しい改革案をギリシャが拒否。その賛否を問う国民投票を7月5日に実施するとしている。これに強く反発したEUは現行の支援を今月で打ち切ると表明した。

 ギリシャは国際通貨基金(IMF)への約2千億円の借金返済が期限のあすまでにできず、債務不履行(デフォルト)になる恐れが強まっている。」

「欧州統合の理念からいえば望ましくはないが、ギリシャのユーロ離脱の可能性も視野に入れる必要が出てきた。EUが対応を誤れば、この問題は財政が比較的悪いとみなされているスペインやイタリア、ポルトガルにも連鎖しかねない。経済危機の火だねを、ていねいに消していく細心さが求められている。」


中日です。
「直近の世論調査では、ユーロ圏残留を望む国民の方が上回っている。ユーロ圏各国も、「支援疲れ」しているドイツも含めギリシャが離脱すればユーロの信認低下や、財政状況が良くない他国への信用不安の拡大を懸念している。

 にもかかわらずチプラス首相は、瀬戸際戦術で交渉を長引かせてきた揚げ句、支援期限を越えた来月五日に国民投票を行う不可解な行動に出た。議会も認めた。」

「ギリシャはすでに二〇一二年にデフォルトを起こし、外国銀行などの債権者に借金棒引きを求め大きな混乱を招いた。現在は債権者がEUなど公的部門に置き換わっているため、デフォルトが起きても影響は限定的との見方もある。

 しかし、ユーロの暴落や世界でより一体化が進む金融市場への打撃は予想しにくい。金融当局や中央銀行の対応が試されそうだ。」

私にもギリシャの首相がどうしたいのかがわかりません。
また、ロシアがどう思っているのかも気になります。

明日には、日経や産経が取り上げるでしょう。

どう書くのか楽しみです。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。