１１月２４日の社説は・・・

猪瀬氏が話題の中心か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　猪瀬氏の弁明―これでは納得できぬ
・　秘密保護法案―自己規制の歴史に学ぶ
　
読売新聞
・　猪瀬氏に５０００万　「個人の借り入れ」は通らない
・　邦人陸上輸送　法改正後に残る「武器」の課題
　
毎日新聞
・　国家公務員給与　減額やめるなら行革だ
・　育児休業　男性社員、子育てしよう

日本経済新聞
・　快走する日本車に死角はないのか
・　外国人旅行者に優しい国に

産経新聞
・　防空識別圏　中国は挑発の責任負うか
・　特養の入所基準　「重度者優先」明確にせよ
　
中日新聞
・　日米合意超える秘密法案　週のはじめに考える　

※　猪瀬氏を、昨日の毎日、産経、中日に続き、朝日、読売も取り上げました。

　ここでは、産経を取り上げます。

「特別養護老人ホーム（特養）について、厚生労働省が現行では軽度の「要介護１」以上となっている入所基準を「要介護３以上」に引き上げる方向で検討している。」

「入所希望がかなわない人は４０万人を超す。自宅で入所を待つ要介護４以上の人が約６万７千人に上る。高齢者数の急増に伴い待機者はさらに膨らむとみられる。」

「限られた介護財源を効率的に使うため、在宅での生活が困難な中・重度者に入所を限定するのは妥当な判断といえよう。「重度者優先」の原則を明確にすべきだ。」

「激変緩和は必要だが、「やむを得ない事情」が拡大解釈され、入所基準の厳格化が骨抜きになったのでは元も子もない。裁量が入り込む余地を残せば現場が混乱する。特例を認める要件を細かく定めた指針が必要だ。」

　その通りです。

　まずは、重度者優先に。明らかに在宅が無理な人に限って入所させるべきです。

　「今入っている人をどうするか？」

　これは、別の問題です。

「政府は価格が比較的安い「サービス付き高齢者向け住宅」（サ高住）の整備を急いでいる」

　こうした施策でカバーすべきです。

　これからの日本の大きな課題です。