テーマは分かれそうです。
・ 東電の不祥事 見えぬ経営陣の危機感
・ 病院の情報管理 サイバー攻撃への意識高めよ
・ 偽版画事件逮捕 「本物」保証する仕組み必要だ
・ 偽版画事件逮捕 「本物」保証する仕組み必要だ
・ デジタル庁の接待処分 早くも公正さが疑われた
・ 米国主導のアジア安保 長期的視点の外交戦略を
・ 米国主導のアジア安保 長期的視点の外交戦略を
・ マイナ保険証対応は医療機関の責務だ
・ 三菱電機はウミを出し切れ
・ 三菱電機はウミを出し切れ
・ トヨタ車検不正 安全揺るがす背信行為だ
・ 岸田氏の分配重視 格差埋める効果見極めよ
・ 岸田氏の分配重視 格差埋める効果見極めよ
・ メルケル政治の決算は 週のはじめに考える
※ いろいろありました。
ここでは中日です。
メルケル氏は、保守、CDU出身。頑固と評される人柄ですが、数々の危機を乗り切る中で、リベラル色を強めていきました。
特に印象的だったのは、脱原発の決断です。二〇〇五年に首相に就任したメルケル氏は当初、シュレーダー前政権が掲げた脱原発を転換、原発の延命を図ろうとしていました。
しかし、一一年三月の東京電力福島第一原発事故を目の当たりにし、二二年末までに全ての原発を閉鎖することを決めました。それまでの原発推進の判断の誤りを認めた、潔い決断でした。
チェルノブイリ原発事故による国土汚染への恐怖が残るドイツ国民もおおむね脱原発を支持しました。メルケル氏は世論の動向を読むのにも、たけていたのです。
もう一つ、国際的な反響を呼んだのは一五年、シリアなどから押し寄せた難民の、上限なしの受け入れでした。難民らはメルケル氏を「母」と慕って、ともに写真を撮り=写真、AP・共同、世界は寛容政策の人道主義をたたえました。脱原発と同様、理念や理想が先に立った政策でした。
ドイツに殺到した難民は約九十万人。受け入れ現場は悲鳴を上げ、難民によるテロや暴行事件も相次いだことから、国内では一転非難の声が強まり、メルケル氏の人気は急低下、難民排斥を掲げる極右政党が台頭しました。理念先行が社会の分断を招いたのです。
いろいろありました。
・脱原発
・シリア難民受け入れ
・トランプの自国第一主義
・コロナ禍
・対ロ、対中政策
歴史はどう評価するのでしょうか・・・・