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7月7日の社説は・・・

2018-07-07 05:48:47 | 社説を読む
全紙がオウムでしょう。

朝日新聞
・ オウム死刑執行 根源の疑問解けぬまま
・ 参院選改革 今国会にこだわるな

読売新聞
・ 松本死刑囚執行 「オウム」を再び生まぬ社会に(2018年07月07日)

毎日新聞
・ 松本死刑囚ら7人の刑執行 再び闇を生まないために

日本経済新聞
・ 米中は制裁を撤回し対話で摩擦緩和を
・ 刑執行で終わらぬオウム事件

産経新聞
・ 元教祖ら7人死刑 執行は法治国家の責務だ

中日新聞
・ 記憶を消さぬように オウム事件で死刑執行

※ 全紙並びましたが、日経は2本目でした。さすがです。

最後の段落を並べてみます。

朝日です。
「教団の暴走の原点というべき坂本弁護士一家殺害から29年。事件を知らない世代も増えたいま、オウムとは何だったのか、もう一度問い直したい。」

読売です。
「第二のオウムは絶対に生み出さない。その認識を社会全体で共有することが何より大切だ。」

毎日です。
「一方、死刑の存廃については、各国の事情などに応じて独自に決めるべきだというのが日本政府の立場だ。どう死刑制度と向き合っていくのか。そこもまた問われている。」

日経です。
「「孤立感」「現状への不満」「極端、過激な思想の流布」といった、若者たちをオウムの闇に落とし込んだ状況はむしろ強まっている。松本元代表らの死刑執行を受け、社会のありようを改めて見つめ直していきたい。」

産経です。
「要因は数多くあるが、最も大きなものは早期の本格捜査を阻んだ根拠法の不備である。法の整備でテロに強い国家に生まれ変わらない限り、オウム事件が終わったとはいえない。」

中日です。
「社会の在り方に疑問や憎しみを持つ人々が大勢いる。世の中は矛盾に満ちているから。事件はそんな社会の裏側とべったりとくっついている。」

個人的には、平成が終わると感じました。

ただ、松本以外から、もっと詳しいことを聴きたかったという思いがあります。

まだ執行されていない6人は、これから語ってほしいと思います。

残りの6人の執行は、難しくなるかもしれません。

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