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可能性を広げる「勉強」のすすめ 第4回

2018-11-24 05:30:19 | 哲学の窓
シリーズ可能性を広げる「勉強」のすすめを紹介します。

100年時代の人生戦略には、勉強が欠かせません。

元サイト

 http://happylifestyle.com/127 
について、論評します。

第4回は、好きなことを学ぶことは「幸せ」になるということ。

一部抜粋します。

幸せになるために、好きなことをします。

好きなことを、もっと突き詰めるために学問をする。

これだけのことです。

簡単です。

学問をすれば、幸せになれるのです。

幸せになるために、好きな学問をしましょう。


「幸福」は古来、ソクラテスの頃からの哲学のメインテーマの一つです。

そして、前回の自己認識とも密接に関係します。

ちなみに、この世界で「三大幸福論」といわれるものがあります。

ヒルティの『幸福論』(1891年)

アランの『幸福論』(1925年)

ラッセルの『幸福論』(1930年)です。

wikiには次のようにまとめて紹介されています。

ヒルティ 『幸福論』 神のそば近くあることが永続的な幸福を約束するとする宗教的幸福論。

アラン 『幸福論』 健全な身体によって心の平静を得ることを強調。すべての不運やつまらぬ物事に対して、上機嫌にふるまうこと。また社会的礼節の重要性を説く。

ラッセル 『幸福論』 己の関心を外部に向け、活動的に生きることを勧める。

概略のみでわかりにくいのですが、いつかは読んでみたい本です。
amazonの紹介を拾ってみます。

ヒルティ 幸福論  第1部から第3部 (岩波文庫)
内容紹介(第1部)
幸せになるための処世訓として、質・量ともに世界一の名著(全Ⅲ巻)。第Ⅰ巻として、「仕事をするこつ」「エピクテトス」「良い習慣」「時間を作る方法」など8篇が収められた新装版。


アラン 幸福論 集英社文庫、岩波文庫
内容(「BOOK」データベースより)
「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい」人間の心は外的条件に大きく左右される。とすれば正しい判断には意志が必要である。微笑んでみてごらん―幸福の本質が見えるから。ドイツ的観念哲学ではなく実践的な幸福論として、夫婦、死、仕事etc…を説くフランス哲学者アランの優しさあふれる語録。


ラッセル 幸福論 岩波文庫
内容(「BOOK」データベースより)
「自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと。偉大なるコモンセンスの人ラッセルは、これこそが幸福獲得の条件であり、それは自己説得によって可能なのだと説く。たくましく、しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている。」

 さすがに岩波文庫です。

可能性を広げる「勉強」のすすめ その4
 幸せになるために、学問する。

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