１１月８日の社説は・・・

川内原発は賛成３社と反対３社に分かれるでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　川内原発の再稼働―「ひな型」にはなり得ない
　
読売新聞
・　日中首脳会談　「戦略的互恵」を再確認せよ（2014年11月08日）
・　川内再稼働へ　地元同意得るモデルにしたい（2014年11月08日）
　
毎日新聞
・　川内再稼働同意　住民の安全守れるのか NEW (2014年11月08日)
・　新宇宙計画案　安全保障に偏りすぎだ NEW (2014年11月08日)

日本経済新聞
・　川内原発の万全の再稼働へ国は覚悟示せ
・　サンゴ密漁阻止へ日中協力を

産経新聞
・　原発地元同意　川内再稼働は民意反映だ
・　１８歳選挙権　責任を自覚する「大人」へ
　
中日新聞
・　３・１１前に戻るのか　川内原発　

※　まずは反対３社　

朝日です。
「川内原発の再稼働を巡る手続きを振り返ると、とてもこのままでいいとは考えられない。原発の過酷事故に対する備えが不十分なまま再稼働に進んでいるからだ。」

毎日です。
「住民を危険にさらす過酷事故は起き得る。それが福島第１原発事故の教訓である。この教訓を軽視したまま、再稼働に向けた手続きが着々と進められていくことに大きな疑問を感じる。」

中日です。
「鹿児島県が同意して、手続き上、川内原発の再稼働を妨げるものはない。ゼロから３・１１以前へ。多くの疑問を残したままで、回帰を許すべきではない。」

続いて賛成３社

読売です。
「「原発ゼロ」にしっかり終止符を打ち、他の原発の再稼働を円滑に進めるモデルとしたい。」

日経です。
「原発の稼働ゼロが長引き、電気料金が上昇して国民生活や経済に悪影響が及んでいる。川内原発は新たな規制基準を満たして再稼働する最初の原発になり、稼働ゼロが解消される意義は大きい。」
日経は注文も付けています。　

産経です。
「九州電力川内原子力発電所１、２号機の再稼働に向けて、ようやく明るい視界が開けた。」

新聞発行数は、それぞれを足すとほぼ同数です。
世論も大きく割れています。
両者の意見を読み比べてみてください。