日本史事典.comより 【石橋山の戦いとは】簡単にわかりやすく解説!!戦いが起こった背景や経過・その後などを紹介します。
目次です。
1 石橋山の戦いとは？
2 石橋山の戦いが起こった背景
①源頼朝の状況
②以仁王の挙兵
③以仁王の令旨
④山木館襲撃
3 石橋山の戦いの経過
①布陣から決戦へ
②敗走
③由比ヶ浜の戦い
4 石橋山の戦いのその後
5 まとめ
2 石橋山の戦いが起こった背景
①源頼朝の状況
②以仁王の挙兵
③以仁王の令旨
④山木館襲撃
3 石橋山の戦いの経過
①布陣から決戦へ
②敗走
③由比ヶ浜の戦い
4 石橋山の戦いのその後
5 まとめ
石橋山の戦いは、源氏は平氏を倒すために立ち上がれと言った以仁王の令旨を受けて、源頼朝が蜂起し、平氏と源頼朝が衝突した最初の戦いです。
平治の乱で父の源義朝が亡くなりましたが、清盛の奥さんのおかげで頼朝は死刑を免れ、伊豆へと流されました。これが１１５９年の出来事。
その後、約２０年の幽閉期間を経て、以仁王の令旨を受け取った源頼朝は遂に挙兵することを決意します。
それまで堪え忍んだ反平氏の関東地方の人々にとって、そんな頼朝は精神的なシンボルでした。
以仁王が令旨を送った１１８０年、北条時政の立場は微妙な位置にありました。
北条氏は平氏一族。しかし、娘の北条政子は頼朝の妻。
源頼朝が挙兵した際、究極の選択に迫られた北条時政は平氏を裏切り源頼朝に加担することを決心します
頼朝は戦いに敗れますが、梶原景時が頼朝を匿い命を救いました。なんとか命を繋ぐことができた頼朝が再起を果たすのです。
この梶原景時は、後に頼朝に重用され、鎌倉幕府において大活躍する人物です。
人生、いろいろあるのです。
まとめを見てみましょう。
✔ 石橋山の戦いとは、1180年に相摸国で起こった源頼朝と大庭景親ら平氏との戦いのこと。
✔ 平氏の専制的政治に対して不満の高まる中で、以仁王が挙兵し、源頼朝ら諸国の源氏に決起を呼びかけたことに始まる。
✔ 石橋山の戦いでは敗れるものの反平氏の勢力をまとめ上げた頼朝を始めとして、全国各地で平氏打倒の挙兵が起こり、日本最初の全国的な内乱となった。
✔ この戦いが頼朝に関東に揺るぎない基盤をつくることとなり、鎌倉幕府の基礎となった。
✔ 平氏の専制的政治に対して不満の高まる中で、以仁王が挙兵し、源頼朝ら諸国の源氏に決起を呼びかけたことに始まる。
✔ 石橋山の戦いでは敗れるものの反平氏の勢力をまとめ上げた頼朝を始めとして、全国各地で平氏打倒の挙兵が起こり、日本最初の全国的な内乱となった。
✔ この戦いが頼朝に関東に揺るぎない基盤をつくることとなり、鎌倉幕府の基礎となった。
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