昨日(3月12日)、韮山反射炉へ行ってきました。
韮山反射炉ガイダンスセンターが、昨年12月11日にオープンしました。
新しいだけに、わかりやすい展示です。
8分間の映像で、反射炉の概要がわかります。
そのダイジェスト版をここから見ることが出来ます。
http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/hansyaro/manabi/bunkazai/hansyaro/cg.html
昨年7月に、「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録されました。
これを造ったのが、幕末の偉人の一人、江川英龍
韮山代官 江川英龍は、1840年(天保11年)のアヘン戦争に危機感を覚え、海防政策の一つとして、大砲を鋳造するために必要な反射炉の建設を訴えました。
この韮山反射炉は、1853年(嘉永6年)の黒船来航を受けて、江戸幕府直営の反射炉として築造が決定されました。
1853年、伊豆下田にて築造開始。これは、鉄の原料や製品の運搬に便利なためです。
しかし、翌1854年(安政元年)、下田に入港したアメリカ合衆国のマシュー・ペリー艦隊の水兵が敷地内に侵入しました。アメリカに敵意のないことを示すために、これを中止します。
そのために、江川英龍の地元である、伊豆韮山に、密かに建造場所を変更したのです。
1855年(安政2年)、江川英龍が死去すると、跡を継いだ息子の江川英敏が築造を進め、1857年(安政4年)に完成した。
立地条件としては良くないのですが、そんな理由があったのです。
実際には、まともな大砲は5基しか出来ませんでした。
オランダの本を見ながら造ったのですが、技術的にはまだまだだったのです。
ただ、江川英龍は、あくまで見せるために造ったので、実用的でなくてもいのです。
http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/index.html
所在地 〒410-2113 静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
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