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『社会科 授業の基礎基本』-16-

2018-09-11 05:30:25 | 社会科関連情報
星野成実先生『新任教師の仕事 社会科 授業の基礎基本』(小学館)を紹介します。



今回は、Part2 社会科のQ&A  より  子どもがたくさん発表する授業はどうやってつくりますか 

星野先生の回答です。

A 教師が発問し、いつも同じ子だけが発表して終わる授業は授業のしがいがありません。どの子どもにも発表してほしいと願うのは、どの教師も同じです。そのためには、教師がかかわりながら発表の土台づくりをしていくことが大切です。

そして、次の4点を挙げています。

1 自分の考えをもつ場や時間を作る

2 発表の仕方・聞き方を教える

3 発表のルールを意識させる

4 話し合いの論点を明らかにする


それぞれその通りです。

事前に、周囲と意見を交流するのも、挙手しやすくなります。

ただ、授業づくりの醍醐味は教師の意図的な指名です。

また、
「挙手しなければ当たらない、考えなくてもよい」と思わせてはいけません。

挙手で授業を進める「挙手主義」?からは脱却し、授業の流れで使い分けるようにしたいものです。 

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