３月１７日の社説は・・・

新日銀総裁の話題が並ぶか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　核燃料の再処理―核拡散の懸念は根強い
・　核燃料の再処理―韓国も一緒にやめよう

読売新聞
・　黒田日銀発足へ　野党分断が奏功した同意人事
・　後見と選挙権　違憲判決が制度の甘さ突いた
　
毎日新聞
・　成年後見裁判　違憲判決は当然だ
・　春闘回答　政府が介入すべきは

日本経済新聞
・　「猫の目農政」の過ちを繰り返すな
　
産経新聞
・　黒田日銀総裁　脱デフレへ、まず行動を　政治との信頼醸成が重要だ

中日新聞
・　検証できないニッポン　週のはじめに考える

※　中日がイラク戦争を検証しています。

「開戦から二年後の〇五年三月、大統領に提出した最終報告書で、中央情報局（ＣＩＡ）などの情報分析が「完全な誤り」だったことを指摘します。」

誤った大義で戦争が始まったことは確かとなりました。

「イラク戦争の開戦から十年。誤った戦争へと、なぜ突入したのか。米英など各国は検証作業を進めましたが、日本は例外です。それでいいのでしょうか。」

日本は、イラク戦争の大儀、すなわち大量破壊兵器の有無を判断できる立場にありません。

「イラク戦争も同様に検証できないか。政策判断の誤りを繰り返さないよう後世に引き継ぐ。今を生きる者の、歴史への責任です。

　政府の開戦支持に同調したメディアがある中、本紙は反対を貫きました。しかし、政府の支持表明や自衛隊派遣を止められなかった事実は重い。私たち新聞も検証の責任から逃れてはならないのです。」

できるとしたら、米国をはじめ、国際社会に孤立する道を選べたかどうかなのです。

わたしは、できなかったと思っています。