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3月21日の社説は・・・

2013-03-21 06:06:41 | 社説を読む
WBCはプエルトリコが優勝しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 主権回復の日―歴史の光と影に学ぶ
・ 発送電分離―「骨抜き自民」の返上を

読売新聞
・ クール・ジャパン 官民が連携して魅力の発信を
・ WBC閉幕 世界一決定戦として育てたい
 
毎日新聞
・ 選挙制度改革 自民案は問題多すぎる
・ 南海トラフ地震 最悪防ぐ減災策を急げ

日本経済新聞
・ サイバー攻撃への備えを怠るな

産経新聞
・ ネット選挙 解禁へ妨害対処を万全に
・ ハーグ条約 子の幸せ最優先で支援を

中日新聞
・ 南海トラフ地震 減災努力を積み重ねて
・ <新・中国はどこへ>(4)私は地下鉄で来ました

※ 朝日が発送電分離を取りあげています。

 そのメリット、デメリットは何でしょうか?

朝日「多様な電源を分散して設けたり、消費者が賢く節電したりしやすい環境を、急いで整える必要があるからだ。送電網を発電部門から切り離し、中立的な存在にすることは、そのための大きな柱である。
 改革によって、新しいビジネスや地域の活性化につながるような工夫を引き出したい。」

 今ひとつわかりません。

 http://matome.naver.jp/odai/2130560691113047501?&page=1から引用してみます。

 発送電分離とは、発電事業と送電事業を切り分け、それぞれ別の事業体が行うこと。

 『送電部門』は全国を一本化した公営会社、『発電部門』は自由競争になります。

メリット

 消費者が電力会社を選ぶことが可能になる

 電力市場に競争原理が導入され、サービスの向上・価格低下が期待できる

 太陽光・風力などの再生可能エネルギーの大量導入が容易になる

 発電事業のみであれば他民間企業が比較的参入しやすい

デメリット

 停電がおこりやすくなる

 燃料価格によっては現在より高い電気料金になる可能性もある

 契約形態が難解・厳格化される

 事業者個別に料金を支払う必要性が起こる

 発電事業者による電気価格吊り上げのような不正が発生することがある

 送発電分離が、原発問題と計画停電への対策になるわけではない

 
 まとめると、自由になる分、価格も電力供給も不安定になるということです。
 そして、契約や料金システムは複雑になります。 

 欧州では進んでいますが、不都合もありました。
 まだまだ議論が必要ですね。

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