あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

11月3日の社説は・・・

2022-11-03 05:30:27 | 社説を読む
文化の日、受章のお知らせが新聞に載る日です。
 
・ 政治家の国葬 是非から議論が必要だ
・ 文化の日に あなたの畑の耕し方は
 
・ 公的年金改革 厳しい現実から目をそらすな
・ 郷土の踊り ユネスコ登録を継承の励みに
 
・ ウクライナ侵攻 「穀物輸出」の停止 露はただちに合意履行を
・ 旧文通費の透明化 このまま棚上げ許されぬ
 
・ ロシアは穀物合意を継続せよ
・ 介護保険の持続へ負担増に向き合おう
 
・ 参院選「違憲」判断 抜本解決へ憲法改正急げ
・ 文化の日 やまとうたの歴史誇りに
 
・ 文化の日に考える 「古今伝授」が教える力
 
※ 文化の日にちなむ社説がいくつかありました。
 
ここでは、産経です。

現憲法は「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」と定め、地域代表としての性格は求めていない。憲法を改正し、参院の権限や位置付けを変更しない限り、今後も「違憲」や「違憲状態」とのいたちごっこが続くことは避けられまい。

参院は衆院と異なり解散がなく、6年間の任期が保障されているため、「良識の府」「再考の府」と呼ばれる。その一方で「衆院のカーボンコピー」とも揶(や)揄(ゆ)され、独自性を発揮できているとは言い難い。与野党は衆参両院の役割分担を含めて議論し、憲法改正まで踏み込んで結論を早急に出すべきである。

その通りです。

私は、代議士である衆議院議員と、参議院議員が,ほとんど同じ現在の仕組みはよくないと思っています。

これまでにも何度も述べてきました。

税金は、人口比では使われません。

以前(かなり前に)書いたものです。

1票の格差を、なぜ有権者数だけで決めるのでしょうか?

国会議員の仕事の範疇は、人だけではありません。
道路や橋などのインフラ、田畑、森林や動植物などの自然環境・・・。

「狸やきつねに選挙権を」という気はありませんが、敢えていうなら、「面積」です。

地方交付税の算定では、人口はもちろん、面積もその要素に含まれています。

当然です。面積が広ければ広いほど、お金がかかるからです。

議員の数を、単純に人口比だけで配分すると、都会にばかり議員が集中し、税を使う先も都会に流れます。
それでは、富の分配が行われません。

「1票の格差」の算出には、人口だけでなく、面積も加味すべきではないでしょうか。
そのためには、せめて「1人別枠方式」は維持すべきだと思うのですがいかがでしょうか。

米国上院の定数は100議席で、各州から2人選挙で選ばれます。

憲法論議が必要です。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。